謹厳実直
私が仕事をする上で大切にしている「謹厳実直(きんげんじっちょく)」という言葉についてお話しします。
「謹厳実直」とは、真面目で誠実、嘘をつかず、強い責任感を持って物事に取り組む姿勢を表す言葉です。
私自身、社会人になって以来、この言葉を仕事の指針として大切にしてきました。
一方で、近年は「タイパ(タイムパフォーマンス)」という言葉に代表されるように、
要領よく、効率的に、スマートに仕事を進めることが重視される時代になっています。
そのような時代背景の中では、「謹厳実直」という考え方は、
少し時代に合わないように感じられることもあるかもしれません。
しかし、建築不動産の仕事は、最終的には「信用」の仕事だと私は考えています。
不動産の購入や売却、家づくりは、多くのお客様にとって人生で何度も経験することではない、大きな決断です。
だからこそ、お客様から選ばれるのは、単に話が上手な人ではなく、「この人なら安心して任せられる」
「この人は信用できる」と思っていただける人ではないでしょうか。
そのためには、
・約束を守る
・迅速に返事をする
・分からないことを誤魔化さない
・根拠のないことを言わない
このような一つひとつは決して派手ではありませんが、
日々の当たり前を積み重ねていくことが何よりも大切だと思います。
最近ではAIの進歩により、知識や情報は誰でも簡単に得られる時代になりました。
だからこそ、これからは知識だけでなく、
「人として信頼できるか」という価値が、ますます重要になっていくと感じています。
「謹厳実直」という言葉は少し堅い印象がありますが、
私にとっては「当たり前のことを当たり前に、誠実に積み重ねること」を意味しています。
これからも、この言葉を大切にしながら、
お客様や関係者の皆様から信頼していただける仕事を続けていきたいと思います。