我が家の趣味

今回は私の家族の共通の趣味についてお話したいと思います。
家族構成は妻、と3人の子供の5人家族です。
上の子供二人長女と長男は成人してそれぞれ職についています。
一番下の次女は只今高校3年生です。
我が家の共通の趣味ですが、休日にドライブに行くことでです。
それぞれが学校だったり職をもっているのでなかなか予定があいませんが
予定が合う物同士で出かけます。
どこに行くかと言うと古い洋館巡り、夜景探訪、観光地などいろいろです。
今まで行ったおすすめのところをお話したいと思います。
場所は神奈川県横浜市にある山手西にある洋館巡りです。
どんな洋館があるかと言うと
山手111番館・横浜市イギリス館・山手234番館・エリスマン邸
ベーリックホール・外交官の家・ブラフ18番館
の7つの建物があります。
その中で実際に行った建物の紹介を簡単にしたいと思います。
まずは外交官の家です。
ニューヨーク総領事やトルコ特命全権大使などを務めた明治政府の外交官
内田定槌氏宅として明治43年に東京渋谷の南平台に建てられました。
建物は木造2階建てで塔屋がつき、天然スレート葺きの屋根、下見板張り
の外壁で華やかな装飾が特徴の建物です。
1階は食堂や大小の客間など重厚な部屋が2階には寝室や書斎など生活感
あふれる部屋が並んでいます。
二つ目がブラフ18番館です。
ブラフ18番館は関東大震災後に山手45番地に建てられたオーストラリアの
貿易商バウデン氏の住宅でした。戦後にカトリック横浜司教区の所有となり
平成3年まで使用されていました。
建物は木造2階建て1,2階とも中廊下の平面構成で、白い壁にフランス瓦の
屋根、煙突は4つの暖炉を1つにまとめた合理的な造りになつています。
その他、ベイウィンドウ、上げ下げ窓と鎧戸、南側のバルコニーとサンルーム
など洋風住宅の意匠を備えています。
三つ目はベーリックホールです。
この建物はイギリス貿易商の邸宅として昭和5年に設計されました。
第二次世界大戦前まで住宅として使用された後、昭和31年に遺族より宗教法
人カトリックマリア会に寄付されその後平成12年までセントジョセフ
インターナショナルスクールの寄宿舎として使用されていました。
4つ目の建物は山手234番館です。
昭和2年頃に外国人向けの共同住宅として現在の敷地に建てられました。
関東大震災の復興事業として横浜から離れた外国人に戻つてもらう為に建てられたものです。
私自身も7つうち4件しか見ていませんので機会があれば残りの3件も新しい家族のドライブコース
の一つとして見に行きたいと思っています。
全館拝観料は無料で各洋館で色々なイベントが開催されています。
ご興味がございましたら一度行ってみてはいかがでしょうか。
建設技術事業部 設計部 門脇吉辰
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