Z世代の卒業式事情

昨日、中学3年生の長女の卒業式でした。
中学生にもなれば色恋沙汰の1つや2つある訳で、「第二ボタン、誰かにもらわないのー?」と長女に聞いてみました。すると、「昭和かよ。」といつも通りの塩対応…。
私たち親世代は心臓(ハート)に一番近い場所にある学ランの第二ボタンを好きな相手に渡す・もらうというロマンチックな風習がありましたよね??今の主流は花束サプライズなんだそうです…。花なんて枯れちゃうし、お守りみたいで第ニボタンの方が良いじゃんと言うと映えないと…。そうSNSネイティブであるZ世代(1990年代半ば~2010年代半ば生まれ)はインスタ映えが第一なんだそう。つまらない…。
そんな長女の卒業式当日、なぜか我が家には7時に次女(中1)の友だちがいるではないか…。在校生はお休みで、しかも14時まで外出禁止では??えっ何どうした?と聞くと推しの先輩にプレゼント渡すからラッピング作業だと。はいはい、ご苦労様です。先生にバレるなよ問題児!
そんなこんなで、蔓延防止措置が延長となり一時はどうなるかと思った卒業式が先生たちのご尽力のおかげで無事終了。合唱はなし、卒業証書をもらう前の返事をして壇上に上り、その後マスクをとる、証書をもらい一礼し、席に戻ったらマスクを着ける、徹底されていました。制限のある中ではありましたが、先生方の精一杯の工夫が感じられた温かい式でした。

卒業式

子どもたちは一旦、教室へ戻り、最後のお別れをして校庭へ出てくる訳ですが、親に持たせたスマホをみんな受け取りに来てました。そして始まりました、先生の目を全く気にせずの記念撮影。空に向かって制服を投げるが流行りだそうです。理由は青春を切り取るような「エモい」写真が撮れるからだそう。

今時の卒業式事情。なんだか少し寂しい気もしますが時代ですね。
ただ、長女の幼馴染の男の子は帰りに後輩の待ち伏せに合い、学ランのボタンを全て剝ぎ取られたそうで、来週の入学説明会どうしよう…親に絶対怒られるやつじゃんとなってしまったそうです笑

何はともあれ、みんなの新生活に幸あれ!

販売促進部 白鳥