初フル

 

10ヶ月前。体力づくりにと近所を走りはじめたランニング。

3.5キロの直線コースでしたがそれなりに坂もあり、はじめは息も上がるし歩いてしまうし、走りきることがやっと!という状態でした。週2位のペースでトロトロと走っていましたが、1ヶ月位経った頃から「息もあがらないしもうちょっといけるかな?」と少しずつ距離を伸ばし2ヶ月後には10㎞を走れるようになりました。

最近では旅行先でも走りたい欲が出て、先日は伊豆大島に行き三原山を走ってみようと、早朝ひとり噴火口を目指して溶岩道を走ってみました。ただ残念なことにこの時は途中で地鳴りが響いて「噴火する!」と途中パニックをおこしダッシュで引き返すという結末でしたが…。(注.もちろん噴火はしていません)

そんなヘタレな私ですがつい先日フルマラソン出場を果たしました。正直走ることは100%楽しい訳では決してまるでなく90%以上何で走っているんだ?と思っています。とは言え走った後の美味しいごはんと、走れた!という自己満を得たくて続けられているのですが、今回はそんな次元でもなく記念Runになればと思い臨みました。もちろん順調に走れたわけではなく、途中急坂にやられる、向かい風にキレる、足が痛すぎてロボット状態等々アクシデントだらけでしたが、10㎞を超え20㎞を超え…まさかの30㎞超え…もうこれはいくしかない!と腹をくくり何と42.195㎞を完走しました。

ゴール間際では自分でも辛さなのか嬉しさなのかよくわからない感情が噴き出して子どものように泣きじゃくりながらのゴールでしたが、あの感情は何にも変え難い純粋な感覚でした。

「有友行け-!」と応援してくれてゴールで抱きしめてくれたYさん。私がゴールするとは思わず、待っていてすらくれなかったO氏…。同じ社内でマラソンをしている仲間なのですがふたりにはとても感謝しています。

走った後はもう一生二度と走らない!と決めていましたが、いままた次どこ走ろうかな~と日本全国の美味しいものが食べられるエリアでのマラソン大会を検索しはじめています。

run

設計部

有友香穂里