風水の基本②「五行」とは? 暮らしのバランスを整える5つの要素
前回は風水の基本となる「陰陽」についてご紹介しました。
今回は、陰陽とともに風水を考えるうえで大切な「五行(ごぎょう)」について、簡単にご紹介します。
五行とは?
古代中国で考えられた「木・火・土・金・水」という5つの要素のことです。
自然界にあるさまざまなものを、この5つの性質にあてはめて考えます。
例えば、
🌳木・・・・成長・上へ伸びる力 ※方角: 東 季節: 春
🔥火・・・・熱・光・広がる力 ※方角: 南 季節: 夏
🌎土・・・・安定・育てる・受け止める力 ※中央 季節: 変わり目
🦟金・・・・鋭さ・収縮・内へ集める力 ※方角: 西 季節: 秋
💧水・・・・流れる・下へ向かう力 ※方角: 北 季節: 冬
このように、それぞれに異なる性質があります。
《5つの要素は互いに影響しあう》
五行でたいせつなのは、5つの要素が単独で存在するのではなく、お互いに影響し合っているという事です。
「相生(そうじょう)」という関係
木→火→土→金→水→木
という流れで前の要素が次の要素を生み出し、助ける関係です。
例えば。
木が燃えて火を生み
火が燃えた後に土が生まれ
土の中から金が生まれ
金は水を生む(鉱物や金属が水と関係)

このように生かし合う循環ができています。
「相剋(そうこく)」という関係
一方で五行にはお互いを抑える関係もあります。
例えば
木の根が土を押さえる
土が水をせき止める
水が火を消す
火が金属を溶かす
金属の刃物が木を切る

一見すると対立するようですが、これも五行の大切な働きです。
生かす力と抑える力、その両方があることで全体のバランスが保たれると考えます。
《住まいにも「五行」の考え方を》
風水では、住まいの中にある色・素材・形・インテリアなどにもそれぞれ五行の性質を当てはめて考えていきます。
大切なのは、何か一つの要素を増やせば運気がようなる、という単純なものではありません。
木・火・土・金・水・木 がどのようなバランスになっているのか。そして、その空間に暮らす人にとって、心地よい状態になっているのか。
次回は、これまでご紹介してきた、「陰陽」「五行」の考えに基づいた気の理想バランス、「四神相応」について、ご紹介します。
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