1995株式会社オカムラホームを設立(代表取締役 下常 勇)
1995年の創業以来、千葉県八千代市を中心に「地域密着」を掲げ、住まいづくりを通して多くの家族の幸せに寄り添ってきた株式会社オカムラホーム。2025年、同社は創立30周年という大きな節目を迎えました。
「House(建物)」というハードだけでなく、「Home(暮らし)」というソフトの豊かさを追求し続けてきた30年。その根底にある揺るぎない信念と、これからの時代に向けた新たなビジョンについて、代表取締役社長 金子保夫に話を聞きました。
ありがとうございます。30年という月日は、言葉にすれば一瞬のようにも感じますが、振り返れば多くのお客様、地域の皆様、そして協力業者の皆様に支えられた、感謝の連続であったと痛感しております。 私たちが創業した1995年は、阪神・淡路大震災や地下鉄サリン事件などがあり、日本中が不安に包まれていた時代でした。そんな中、「世の中の役に立つ事業をしたい」「家族が安心して笑い合える場所を作りたい」という一心でスタートしたのがオカムラホームです。 創業当初から変わらないのは、「私たちは単に『House(建物)』という箱を作っているのではない。『Home(暮らし)』という、心の安らぎと豊かな人生を育む場所を創っているのだ」という信念です。家という『器』を作ることはあくまで手段であり、その先にあるご家族の笑顔や、そこで紡がれる物語こそが、私たちの提供すべき真の価値だと考えてきました。
そうですね。技術やデザインの向上はもちろん重要ですが、最終的に仕事の質を決めるのは「人」です。AIやデジタル技術がいかに進化しようとも、お客様の不安に寄り添い、言葉にならない想いを汲み取るのは「人間力」でしか成し得ません。 近江商人の「三方よし(売り手よし、買い手よし、世間よし)」の精神をベースに、私たちは常にお客様、地域社会、そして働く社員全員が幸せになる循環を目指してきました。社員一人ひとりが自分の仕事に誇りを持ち、「あなたが担当でよかった」と言っていただけるような信頼関係を築くこと。それこそが私たちの最大の財産であり、30年間黒字経営を続けさせていただけた理由だと思っています。
企業は地域社会という土壌があって初めて存続できます。ですから、利益を地域に還元し、共に発展していくことは当然の責務です。 特に未来を担う子どもたちへの支援や、環境に配慮した高性能住宅の普及は、次の30年を見据えた最重要課題です。単に家を売るだけでなく、地域のお祭りへの参加やスポーツチームの応援、学校教育との連携などを通じて、この街に住むこと自体が誇りになるような、そんな「まちづくり」の一翼を担っていきたいと考えています。
時代は大きく変化しています。ライフスタイルの多様化、DXの推進など、私たちを取り巻く環境も日々進化しています。しかし、どんなに時代が変わっても、「人が人を想う心」の価値は変わりません。 これからのオカムラホームは、培ってきた「人間力」に最新の技術を掛け合わせ、より快適で、より安心できる住環境を提供してまいります。「あなたの暮らしを豊かにする」というビジョンのもと、お客様の人生において「オカムラホームと出会ってよかった」と心から思っていただける存在であり続けたい。 30周年はあくまで通過点です。次の50年、100年に向けて、私たちはこれからも「愛」を持って地域に根差し、皆様と共に歩み続けていくことをお約束します。これからも変わらぬご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
1995株式会社オカムラホームを設立(代表取締役 下常 勇)
2003資本金を2,500万円に増資
特定建設業許可を取得 一級建築士事務所を開設
2006金子保夫が代表取締役に就任
2012ベトナムへ進出(現地法人設立)
2013リフォーム事業、一般不動産投資顧問業を開始
2014ベトナム第2法人設立 津田沼店を開設
2015シンガポールへ進出(現地法人設立)
津田沼モデルハウスをオープン
2019グループ会社の社名を変更し、組織体制を再編
(オカムラホーム・プロパティー、リアルティ、イズへ変更)
2020ユーカリが丘店を開設 SDGs宣言
2021京成津田沼駅前店を開設
2022リフォーム事業を行う「株式会社ダイチ」を事業承継し、
東京店・横浜店を開設
2024東京本社(人形町)を開設
千葉本社(八千代市)との2本社体制へ移行