富岩水上ラインでの貴重な体験「水上エレベーター」

先日、富山県へ旅行に行ってきました。

今回の旅行で一番楽しみにしていたのが、富山市にある環水公園から岩瀬地区までを結ぶ「富岩水上ライン」のクルージングです。

環水公園から約1時間かけて、歴史的な建造物や古い街並みが残る岩瀬地区へ、ゆっくりと船で移動します。船内はクーラーが効いていてとても快適でした。また、ガイドさんが富岩水上ラインの歴史や沿線の見どころなど、さまざまなお話をしてくださるので、景色を眺めながら楽しく過ごすことができました。

このクルージングの一番の目玉は、運河の中ほどにある「中島閘門」です。水位差を利用して船を上下させることから、「水のエレベーター」とも呼ばれています。

中島閘門は、水位差を二対の扉で調節する「パナマ運河方式」の閘門で、前後のゲートを開閉することで、水位の異なる二つの水面を調整します。中世から近代にかけてヨーロッパで発達した技術を取り入れた、歴史的にも貴重な施設です。

船が閘門の中に完全に入ると、前後の扉が閉じられます。すると、閘門内の水位が徐々に下がり始めます。船の横にある壁を見ると、水位が少しずつ下がっていく様子を目で確認することができ、「水上エレベーター」と呼ばれる仕組みを実際に体感できます。

普段なかなか見ることのできない閘門の仕組みを、実際に船に乗って体験できるのは、とても貴重な経験でした。目の前で水位が変化していく様子は想像以上に興味深く、今回の富山旅行の中でも特に印象に残る体験となりました。

櫻 -sakura-

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