自然素材-8 漆喰の効果3
前回までの調湿効果、消臭効果に続き
今回は3つ目、『抗菌・防カビ効果』です。
漆喰の 抗菌・防カビ効果 の仕組み
高アルカリ性による菌の抑制
しっくいはpH11〜13の強アルカリ性。
多くの菌やカビはこのような高いアルカリ環境では生きられません。
よって、
壁面で菌の活動ができなくなる → 抗菌・防カビ作用が生まれます。
という事で、
抗菌・防カビについては、かなり期待できそうです。
更に、強アルカリ性での防虫効果、
特に家に寄りつく虫への効果も調べてみました。
ゴキブリ ⇒ 外皮がアルカリに弱く、タンパク質が変性する ⇒ 死滅・忌避効果あり
ダニ類(ヒョウヒダニなど)⇒ アルカリによる脱水や外皮へのダメージ ⇒ 数が減少する傾向
ノミ ⇒ 外皮が損傷しやすい ⇒ 殺虫効果あり
アリ ⇒ 強アルカリが神経や消化器に影響 ⇒ 忌避または死滅
ハエ(成虫) ⇒ 皮膚や呼吸器への刺激が大きい ⇒ 忌避効果や殺虫効果あり
シロアリ ⇒ 強アルカリは外皮にダメージを与える ⇒ 殺虫・予防効果が期待される
という結果でした。
上記の効果については直接触れることが前提になりますが、
寄り付きにくくなる効果はあるのかな、と思います。
あとは、
漆喰を塗る天井や壁面以外の、
床面やその下の基礎内で同様の効果が出せるものを施すと
より虫が寄り付きにくくなる家づくりができるかもしれません。
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内装、水回り、外装、防水、エクステリアなど 様々なリフォームを手掛けております。
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