トイレの臭いが急に排水管から上がってきた、封水はあるのに臭い|原因・対処法・費用、予防法も解説

トイレの臭いが急に強くなり、「臭いが排水管から上がってきている気がする。でも便器の水(封水)はちゃんとある」とお困りの方へ、今すぐ原因を確認する方法・応急処置をお伝えします。
また、応急処置だけでは短期間で臭いが再発する可能性があるため、もう二度とトイレの臭いに悩まされない、根本的な解決方法・費用もぜひご確認ください。
東京・千葉・神奈川でトイレの臭いにお困りの方は、オカムラホームへお問い合わせください。
ご予算・現状に応じて、トイレの臭いを解消するリフォームプランを提案いたします。
〈※施工エリア:東京・千葉・神奈川の一部地域となります〉
Contents
「家が急にトイレ臭い」はじめに2つの行動で原因を突き止めて応急処置

トイレの嫌な臭いが急に気になりはじめたら、以下を実行して原因を突き止めましょう。
- キッチンの換気扇を止めてトイレ以外の窓を開ける
- 「下水臭orアンモニア臭」の嗅ぎ分け
キッチンの換気扇を止めてトイレ以外の窓を開ける
キッチンの換気扇を止めてトイレ以外の窓を開け、臭いがやわらぐor消えるなら、臭いの原因は「負圧」です。
「負圧」とは、室内の気圧が屋外よりも低い状態のことです。
近年の住宅は高気密が高いため、窓を締め切った状態で「排気力の強いキッチンの換気扇・浴室乾燥機」などを稼働させると、室内の気圧が非常に低い状態になります。
すると、排水管の空気がトイレの封水を突き抜けて室内に強引に出てきて、臭いに悩まされるケースがあります。
【今すぐできる応急処置】
- キッチンの換気扇・浴室乾燥気など排気している設備を止める
- トイレの24時間換気口が開いているか確認※
- トイレの24時間換気口のフィルターを清掃
- トイレ以外の窓を少し開けて、屋外の空気を取り込む
※2003年以前築の住宅は新築時に24時間換気システム設置が義務化されてていません。
24時間換気システムがない場合には、窓を少し開けるのみでOKです。
応急処置をして、10〜15分後に臭いが消えていれば「負圧が原因」と特定できますが、トイレのたびに換気扇を止めるわけにはいかないですよね。
根本的な解決方法・費用を、のちほど「下水臭を根本解決する費用」でご紹介します。
「下水臭orアンモニア臭」の嗅ぎ分け
窓を開けるなどの応急処置をしても臭いが消えない場合には、原因を突き止めるために「下水臭orアンモニア臭」の嗅ぎ分けをしてください。
| 臭い | 主な原因 | 応急処置 |
|---|---|---|
| 下水臭の場合 (モアっとした湿っぽい臭い) | ・封水の一時的な減少 ・排水管の詰まり ・便器接続部の不具合 ・通気管、通気弁の故障・通気不良 ・床フランジやガスケットの劣化 | ・封水が減少している場合のみ応急処置可能 ・バケツ1〜2杯の水をゆっくり便器に注ぎ入れる (水を入れてもゴボゴボと音がするだけで臭いが消えない場合はプロに依頼が必要) |
| アンモニア臭の場合 (ツンと刺激を感じる臭い) | トイレの便器や内装に染み付いた汚れ | ・便器は、市販の「尿石除去剤」を内面に塗布し、ラップで覆って数時間放置してから流す (尿石除去剤は強酸性の薬品なので、内装に塗布するのはNGです) ・内装は、トイレの内装に使用できる洗剤で清掃 ・特に壁と床の境界線・便器のフチ裏を重点的に清掃するのがおすすめ |
応急処置をしても臭いが解消しない場合の根本的な解決方法を、のちほど以下の章でご紹介します。
東京・千葉・神奈川でトイレの臭いにお困りの方は、オカムラホームへご連絡ください。
小工事から大規模工事まで、お気軽にご相談いただけます。
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トイレの臭い解消をプロに依頼|依頼内容・費用相場一覧

トイレの臭いが急に気になった場合の応急処置をご紹介しましたが、応急処置では短期間で臭いが再発するケースが多数あります。
根本解決はリフォーム会社などのプロに依頼が必要ですので、次に依頼内容・費用相場もご紹介します。
※ご紹介する費用は相場で、ご自宅のトイレの現状・依頼内容によって変動します。
下水臭を根本解決する費用相場
トイレの臭いが下水臭の場合、臭いを根本解決する方法・費用相場は以下のとおりです。
| 下水臭の解決方法 | 費用相場 |
|---|---|
| 排水管の通気弁の交換・通気不良の解消 | 1.5〜3.5万円 |
| 排水管内の高圧洗浄で詰まり・汚れを除去 | 1.5〜3万円 |
| 床フランジ(便器接合部)の交換 | 3〜5万円 |
上記のほかに「便器のひび割れ」「床下排水管の破損」が下水臭の原因となっているケースもありますが、この場合には臭い以外の問題も発生します。
- 便器のひび割れ:排水管の臭いが上がってくるほど便器がひび割れている場合、便器から水がもれます。
- 床下排水管の破損:床下に汚水が溜まって腐敗するため強烈な悪臭を放つ・床が腐食するなどの問題が起きます。
このような問題に対処するためには便器交換(約10〜20万円)、トイレの全面改修(約40〜70万円)が必要です。
トイレの臭いが「数万円の部品交換で解消するか」「大規模なリフォームが必要か」はプロの診断が必要不可欠ですので、まずは信頼できるリフォーム会社に現地調査を依頼しましょう。
アンモニア臭を根本解決する費用相場
トイレの臭いがアンモニア臭の場合、臭いを根本解決する方法・費用相場は以下のとおりです。
| アンモニア臭の解決方法 | 費用相場 |
| 便器の着脱・裏側(排水口周辺)の尿石除去洗浄 | 2〜4万円 |
| 温水洗浄便座(ウォシュレット)の交換 | 3〜6万円 |
| 床下地(合板)の交換・部分補修 +アンモニアの中和処理 +床材(クッションフロア)・壁紙の張り替え | 6〜12万円 |
トイレに臭い以外の問題が起きている場合や、多数の問題が複合している場合には、便器交換(約10〜20万円)、トイレの全面改修(約40〜70万円)が必要なケースもあります。
トイレとあわせて水回りのリフォームも実施する場合の費用相場を、こちらの記事でご確認いただけます。
〈関連ページ〉水回りリフォーム4点セットの費用はいくら?一軒家・マンションの相場や安く抑えるコツまで解説
もう二度とトイレの臭いに悩まされないトイレリフォーム5つのポイント

最後に、もう二度とトイレの臭いに悩まされないトイレリフォームのポイントもご紹介します。
- 築30年以上の住宅は床下配管の交換がおすすめ
- リフォームでトイレの位置変更をした経歴がある場合は勾配や支持金具の状態を再確認
- 便器交換をする場合は床フランジ・防臭ガスケットも交換
- 壁紙交換だけでなく下地に染み込んだアンモニアの中和処理も必要
- トイレの壁はパネル施工がおすすめ
- トイレの臭いを発生させない日常の掃除方法
古い住宅は床下排管の交換がおすすめ
古い住宅の排水管は、経年劣化で内側に尿石やヘドロがこびりつき、管自体が細くなっているケースが多々あります。
また、1970年代中頃以前に建築された住宅の排水管は一般的に鋳鉄管などの金属製で、サビによって内側がザラザラになり、トイレットペーパーなどが引っかかって慢性的な下水臭の原因になります。
「トイレをリフォームしたのに、なぜか配管の奥から常に臭う…」という後悔を防ぐために、現状に応じて床下排管を塩化ビニル管(VU管・VP管)へ交換することをおすすめします。
リフォームでトイレの位置変更をした経歴がある場合は勾配や支持金具の状態を再確認
過去の間取り変更などで「トイレの位置を変更した」という経歴がある場合、排水管の「勾配(傾き)」や「支持金具(配管を固定する金物)」の状態確認をおすすめします。
トイレの排水は適切な傾斜(勾配)がないとスムーズに流れず、特に節水トイレの場合には、「床下の限られたスペースで無理に配管を回している」といった状況では、以下のトラブルが起きやすくなります。
- 勾配が足りずに汚水が途中で停滞
- 支持金具が緩んで配管が途中でたるみ、常に水が溜まって下水臭が逆流
トイレを節水トイレに交換する場合には、補助金を活用できる可能性があります。
こちらの記事で、補助金の活用方法をご確認いただけます。
〈関連ページ〉神奈川県のトイレリフォーム補助金|国、横浜市・川崎市など市町村の補助金情報もわかりやすく解説
便器交換をする場合は床フランジ・防臭ガスケットも交換

便器を交換する場合には、「床フランジ」「防臭ガスケット(密着性を高める粘土状のパッキン)」も必ず交換をしてください。
「床フランジ」「防臭ガスケット」は便器と床下の排水管を隙間なく接続し、下水臭を室内に漏らさないための重要な部品です。
一度便器を剥がすとガスケットの密着性が落ちるため、再利用によって数ヶ月後に接続部からじわじわと下水臭が漏れ出る、最悪の場合は漏水するといったケースもあります。
また、新しい便器は「サイホン式orサイホンゼット式」「封水深が50mm以上」の製品を選ぶと、封水の水深が深いため、排水管の臭いの逆流を防ぎやすくなります。
壁紙交換だけでなく下地に染み込んだアンモニアの中和処理も必要
トイレのアンモニア臭はクロスの下の木材まで染み込んでいるケースがあるため、トイレの内装改修をする場合には、「下地(合板や石膏ボード)へのアンモニア中和処理」も実施しましょう。
アンモニア中和処理を実施しない場合、数カ月後に下地から新しいクロスに臭いが移り、嫌な臭いが再発する原因になります。
トイレの壁は「サニタリーパネル」の施工がおすすめ
「サニタリーパネル」とはメラニン樹脂などを素材とするパネルで、表面に付着した汚れが染み込まない&表面がツルツルで掃除がしやすいという特徴があります。
一般的な壁紙は消臭機能を備えていても汚れを吸収するため、もう二度とトイレの臭いに悩まされない生活のために、ぜひサニタリーパネルの施行をご検討ください。
こちらの記事で、トイレをおしゃれなデザインにする方法をご確認いただけます。
〈関連ページ〉トイレをリフォームでおしゃれに|便器・壁紙・照明の選び方や狭いトイレの改善方法も解説【施工事例付き】
トイレの臭いを発生させない日常の掃除方法
トイレの臭いを発生させないためには、日常の掃除も大切です。
【毎日】
- 便器のフチ裏を掃除
- 便器の外側まで掃除
- 便座を外して(一般的にワンタッチで外れます)、「便器とタンクの間」「便器下部」を掃除
- トイレの床や壁の掃除
- 便器と床の間にも、お掃除シートなどを軽く差し込んで拭く
【週1回】
- 便器内を掃除
- 大きめのバケツに水or40〜50℃のぬるま湯を入れて、水の飛び散りや漏れに注意しながら、一定の勢いで便器に流し込む※
※節水トイレの水流では排水管の中にトイレットペーパーなどが滞留するケースがあるため、物理的な水圧でリセットします。
【数年に1回】
便座裏のゴム(便座と便器の緩衝材)を交換
まとめ
「トイレの臭いが急に強くなった」とお困りの方へ、原因・応急処置・根本解決をご紹介してきました。
トイレの臭いは、「意外な原因から発生している」「多数の原因が複合している」というケースが珍しくないため、応急処置で臭いを解消できない場合には、リフォーム会社などのプロにご相談ください。
東京・千葉・神奈川でトイレに関するお困り事がある方は、小工事から大規模工事までお気軽にお問い合わせいただける、オカムラホームへご連絡ください。
〈※施工エリア:東京・千葉・神奈川の一部地域となります〉
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