間取り変更リフォームの費用相場や注意点｜戸建て・マンションのビフォーアフター画像付きで解説

「家族構成が変わったため、部屋数を変更したい」「使わなくなった部屋を減らし、リビングを広くしたい」とお悩みの場合、間取り変更リフォームがおすすめです。

間取り変更を行えば、家を建て替えることはせずとも、お部屋の印象や暮らしやすさを大きく変えることができます。

そこで今回は、リフォーム・リノベーションが得意な千葉の工務店「オカムラホーム」が、戸建て・マンションの間取り変更リフォームにかかる費用相場や注意点まで、実際の施工事例とともに詳しく解説します。

 

間取り変更リフォームの費用相場

間取り変更を伴うリフォームの費用相場は次の通りです。

リフォーム内容	費用相場
2室を1室に変更	50〜80万円
和室から洋室へ変更	50〜200万円
和室から洋室へバリアフリー仕様に変更	70〜300万円
二世帯住宅化	800〜2,500万円
躯体以外の部分を全面リフォーム	500〜2,500万円

〈※出典：国土交通省 リフォームの内容と価格について〉

2室を1室にまとめる、和室から洋室へと変更するなど、部分的な間取り変更リフォームは比較的費用を抑えられます。

しかし、二世帯住宅化や、大きく間取りを変えるような全面リフォームを行う場合、工事の規模によっては2,000万円以上することもめずらしくありません。

「家のフルリノベーションも検討している」という場合、こちらの記事もあわせて参考になさってください。

【関連記事】一戸建てのリノベーションは1000万でも可能｜何ができるかビフォーアフター画像付きで解説

戸建ての間取り変更リフォーム事例｜ビフォーアフター画像7選

〈施工事例：ひとつながりの家〉

ここからは、オカムラホームが手がけた一戸建ての間取り変更リフォームの事例を紹介します。

部屋の内装と間取り図のビフォーアフター画像とともに紹介するので、ぜひ参考になさってください。

戸建ての間取り変更リフォーム事例①800万円

 

リフォーム前後における間取り図の違いは次の通りです。

 

 

築29年の一戸建てで、間取り変更リフォームを行なった事例です。

2DKから1LDKへと変更し、大きなひとつながりの空間を設けることによって、開放的で快適なお部屋となりました。

段差をなくしたバリアフリー仕様なので、年齢を重ねてからも過ごしやすいのがポイントです。

床材には無垢材を採用することで、自然素材ならではの癒し効果も感じられます。

築年数	29年
工期	45日
リフォーム費用	800万円

 

事例を詳しくご覧になりたい方は、こちらからご確認ください。

〈施工事例：ひとつながりの家〉

 

戸建ての間取り変更リフォーム事例②950万円

リフォーム前後における間取り図の違いは次の通りです。

 

 

 

築30年の住宅を間取り変更リフォームした事例です。

1階の居間と食堂が壁で仕切られていたところ、木のパーテーションによる仕切りに変更することで、おしゃれで開放的なリビングダイニングとしました。

大人なブルックリンスタイルに仕上げた空間に、ブラックウォルナットの床材がマッチしています。

築年数	28年
工期	49日
リフォーム費用	950万円

 

事例を詳しくご覧になりたい方は、こちらからご確認ください。

〈施工事例：ブルックリンな暮らしを愉しむ家〉

 

戸建ての間取り変更リフォーム事例③1,000万円台

リフォーム前後における間取り図の違いは次の通りです。

築57年の木造住宅にて、間取り変更ありのリフォームを行なった事例です。

6畳と4.5畳の和室があった1階は、7.5畳の和洋室と3畳の和室に変更したことで、家族でゆったりと過ごせる空間に仕上げました。

築年数	57年
工期	110日
リフォーム費用	1,000万円台

 

事例を詳しくご覧になりたい方は、こちらからご確認ください。

〈施工事例：築57年・家族時間を慈しむ家〉

 

戸建ての間取り変更リフォーム事例④1,450万円

リフォーム前後における間取り図の違いは次の通りです。

 

築39年の一戸建てを間取り変更リフォームした事例です。

シンプルで画一的だった間取りを大きく変更し、6畳の和室と洋室があった1階から、ひとつなぎのリビングダイニングにしました。

築年数	39年
工期	90日
リフォーム費用	1,450万円

 

事例を詳しくご覧になりたい方は、こちらからご確認ください。

〈施工事例：大人の暮らしにちょうどいい家〉

 

戸建ての間取り変更リフォーム事例⑤1,700万円

リフォーム前後における間取り図の違いは次の通りです。

 

築14年の住宅で、間取り変更ありのリフォームを行なった事例です。

1階の間取りのみを変更しており、11.8畳のLDKと4.5畳の和室があったところを、広々とした12.83畳のリビングダイニングとしました。

タイルやホーンシャンデリアがアクセントとなり、クラシカルで洗練された雰囲気に仕上がっています。

築年数	14年
工期	90日
リフォーム費用	1,700万円

 

施工事例を詳しくご覧になりたい方は、こちらからご確認ください。

〈施工事例：インテリアで楽しむクラシカルモダンな家〉

 

戸建ての間取り変更リフォーム事例⑥1,800万円

リフォーム前後における間取り図の違いは次の通りです。

 

 

築39年の住宅で、間取り変更リフォームを行なった事例です。

4LDKから2(3)LDKへと変更し、1階は広々としたワンフロアのリビングへ、2階は間仕切り可能な空間を増設しました。

明るく開放的なLDKには、無垢材のぬくもりがあふれています。

築年数	39年
工期	90日
リフォーム費用	1,800万円

 

施工事例を詳しくご覧になりたい方は、こちらからご確認ください。

〈施工事例：想いを受け継いだシンプルナチュラルな家〉

 

戸建ての間取り変更リフォーム事例⑦1,880万円

 

リフォーム前後における間取り図の違いは次の通りです。

 

築33年の住宅で間取り変更を行なった事例です。

印刷所+4LDKKだったところを、1LDK+3LDK+2Sの二世帯住宅へと変更しました。

おしゃれなカフェレストランのような、カリフォリニアスタイルの家に仕上がっています。

築年数	33年
工期	90日
リフォーム費用	1,880万円

 

事例を詳しくご覧になりたい方は、こちらからご確認ください。

〈施工事例：カリフォルニアスタイルの二世帯住宅〉

 

マンションの間取り変更リフォーム｜ビフォーアフター画像5選

〈施工事例：大人の暮らしを育むイエノカタチ〉

ここからは、マンションの間取り変更リフォーム事例を紹介します。

「マンションでどれだけ間取り変更ができるのか気になる」という方は、ぜひ参考になさってください。

マンションの間取り変更リフォーム事例①580万円

リフォーム前後における間取り図の違いは次の通りです。

 

施工事例を詳しくご覧になりたい方は、こちらをご確認ください。

〈施工事例：大人の暮らしを育むイエノカタチ〉

 

マンションの間取り変更リフォーム事例②680万円

リフォーム前後における間取り図の違いは次の通りです。

築22年のマンションで間取り変更リフォームを行なった事例です。

ヴィンテージ風に仕上げたリビング横の和室は洋室へと変更し、木製の窓を取り付けたことによって、リビングからの光を取り込めるように工夫しています。

築年数	22年
工期	60日
リフォーム費用	680万円

 

施工事例を詳しくご覧になりたい方は、こちらをご確認ください。

〈施工事例：classical～大人カッコイイを奏でる～〉

 

マンションの間取り変更リフォーム事例③700万円台

リフォーム前後における間取り図の違いは次の通りです。

築23年のマンションで間取り変更ありのリフォームを行なった事例です。

爽やかなブルーが印象的な、ヴィンテージ風のお部屋に仕上げました。

和室を減らして広々としたリビングダイニングに変更し、3LDK＋Sから2LDK＋Sになっています。

築年数	23年
工期	60日
リフォーム費用	700万円台

 

施工事例を詳しくご覧になりたい方は、こちらをご確認ください。

〈施工事例：音楽家が住むヴィンテージマンション〉

 

マンションの間取り変更リフォーム事例④800万円

リフォーム前後における間取り図の違いは次の通りです。

築28年のマンションを大胆にリフォームした事例です。

子ども部屋として使用していた洋室2部屋をガレージへと変更し、可動棚や枕棚など収納も十分に設けました。

お子さまが独立された後の生活を彩る、おしゃれなお部屋になっています。

築年数	28年
工期	75日
リフォーム費用	約800万円

 

施工事例を詳しくご覧になりたい方は、こちらをご確認ください。

〈施工事例：大人のための和モダン・ガレージライフ〉

 

マンションの間取り変更リフォーム事例⑤800万円

リフォーム前後における間取り図の違いは次の通りです。

 

築25年のマンションで間取り変更リフォームを行なった事例です。

リビングに隣接した洋室をなくして18畳のリビングダイニングルームへと変更し、和室には間仕切建具を採用することで、間取りの柔軟性を高めました。

味わい深い無垢フローリングと、鮮やかな壁紙がアクセントとなり、おしゃれな空間に仕上がっています。

築年数	25年
工期	60日
リフォーム費用	800万円

 

施工事例を詳しくご覧になりたい方は、こちらをご確認ください。

〈施工事例：光と風が通り抜ける心地良い空間〉

 

間取り変更リフォームの注意点

戸建て・マンションで間取り変更リフォームを行う際には、次の4点に注意しましょう。

耐震性・構造への影響を確認する

間取り変更で壁や柱を移動する、あるいは撤去する場合、建物の耐震性や構造強度に影響が生じる場合があります。

構造上移動や撤去が難しい壁や柱もあるため、どこまで間取りを変更できるのかは事前に確認が必要です。

水回りの移動は慎重に

キッチンやトイレなどの水回りを移動させたい場合、内装工事だけでなく、配管や電気設備の工事も必要です。

そのため、リフォーム費用が高額になるほか、工期が伸びる恐れがあります。

マンションの場合、管理規約によって水回りの移動が制限されている場合も少なくありません。

水回りの移動を検討されている場合は、慎重に判断することをおすすめします。

予算・条件を整理して優先順位をつける

間取り変更にともなって、あれもこれもとやりたいことを詰め込みすぎてしまうと、リフォーム費用が大幅に膨らんでしまいます。

予算が限られている場合は、譲れないポイントを整理し、優先順位をつけた上でリフォームの計画を立てましょう。

 

こちらの記事では、予算500万円でどこまでリフォームできるか解説しています。

【関連記事】500万円でどこまでリフォームできる？ビフォーアフターの実例付きでわかりやすく解説

 

信頼できる業者を選ぶ

間取り変更リフォームで納得のいく仕上がりにするには、施工業者の技術や経験、知見が問われます。

そのため、これまでの施工実績が豊富であり、提案力や技術が優れた業者に依頼することが重要です。

実際にビフォーアフター画像をチェックし、期待する仕上がりと類似した事例がないか確認した上で依頼する業者を選びましょう。

まとめ

間取り変更を伴うリフォームは、「リビングを広くしたい」「使わなくなった子ども部屋を新たに活用したい」などとお困りの場合、とくにおすすめの手段です。

しかし、実際にどこまで間取りを変更できるのかは、家の構造や配管の位置によって大きく左右されます。

間取り変更について検討される場合は、実績が豊富なリフォーム業者に依頼し、どのような間取り変更であれば可能か相談してみましょう。