浴室をシャワールームにリフォームする費用、シャワールームの後付け費用|簡易シャワールームも解説

浴室をシャワールームにリフォームする費用は、40万円〜が目安です。
「既存の浴室の状況」「浴室スペースの使い方のご希望」などによって費用が大きく変動するため、この記事で具体的な費用をご確認ください。
今回は、幅広いリフォームのご希望に対応している東京・千葉・神奈川のリフォーム会社『オカムラホーム』が、浴室をご自身にとってより使い勝手良くカスタマイズする方法と費用をご紹介します。
物件を賃貸や民泊に活用する場合にも役立つ情報ですので、ぜひ最後までご確認ください。
※当記事でご紹介する費用は、あくまでも相場です。
実際の費用は、「元の浴室の状態」「シャワーユニットのグレード」「空いたスペースの仕上げ範囲」などによって変動します。
Contents
浴室をシャワールームにリフォームする費用

冒頭でお伝えしたとおり、浴室をシャワールームにリフォームする費用は、「既存の浴室の状況」「浴室スペースの使い方のご希望」などの影響で大きく変動します。
そこで、以下2パターンに分けて、費用を詳しくご紹介します。
- ユニットバス・在来工法の浴室をシャワールームにリフォームする費用
- 3点ユニットバスをシャワールーム・トイレ・洗面別にリフォームする費用
ユニットバス・在来工法の浴室をシャワールームにリフォームする費用
はじめに、「既存の浴室がユニットバスで、トイレ・洗面所が別にある場合」を想定して、シャワールームにリフォームする費用をまとめました。
| 既存の浴室 | シャワールームにリフォームする費用相場 (工期) |
|---|---|
| 0.75坪以下のユニットバス (1216・1116など) | 50万〜90万円 (3〜5日) |
| 1坪のユニットバス (1616など) | 60万〜110万円 (4〜6日) |
| 在来工法(タイル貼り)の浴室 | 70万〜130万円 (5〜10日) |
※浴室があった場所に、標準〜中上位グレードのシャワールームを設置する場合を想定しています。
また、既存の浴室が在来工法の場合、土台が腐食している場合には工事費用が追加となる可能性があります。
【追加費用:既存浴室に窓があり、窓を塞ぐ場合】
一般的な既成のシャワーユニットには窓が無いため、既存の浴室に窓があり、窓を塞ぐ場合には、以下の費用が追加になります。
「窓の位置を避けてシャワーユニットを設置する」方法もありますが、間取りなどの影響で窓の位置を避けられない場合には、以下の費用を参考にしてください。
- 窓を残し、ユニットの壁裏に断熱材を入れて室内側だけ塞ぐ:5万〜10万円
- サッシを撤去し、外壁材で塞ぐ:15〜30万円(窓の部分だけ塞ぐ)、100万円超(外壁1面を張り替えて窓を塞ぐ)
窓を残す方が費用を抑えられますが、シャワーユニットの裏でカビが発生することを100%防ぐのは難しいのが現実です。
住宅の躯体が腐朽するのを防ぐために、窓を完全に撤去して外壁材で塞ぐ方法を検討することをおすすめします。
なお、シャワーユニット本体の価格は30〜80万円前後が相場で、リフォーム費用総額は、既存浴室を撤去した後の内装工事の範囲によって大きく変動します。
【リフォーム費用の主な工事内訳】
- 既存浴室の解体・撤去・処分
- 給水・給湯・排水管の位置変更と排水トラップの移設
- 照明・換気扇ダクト・アースの電気工事
- シャワーユニットの組立と防水処理
- 空いたスペースの床・壁・天井の仕上げ、入口ドアの付け替え、洗面脱衣室側の補修
3点ユニットバスをシャワールーム・トイレ・洗面別にリフォームする費用
次に、3点ユニットバスをシャワールームにリフォームする場合の費用をまとめました。
3点ユニットバスをシャワールームにリフォームする場合には、トイレ・洗面所を別の場所に設置する必要があります。
そのため、以下は「シャワールーム+トイレ+洗面所」の3室分の工事費用です。
| 工事内容 | 費用相場 |
|---|---|
| 3点ユニットバスの撤去・処分 | 8万〜15万円 |
| シャワールームユニットの設置 (給排水・防水・電気工事含む) | 40万〜70万円 |
| トイレを別につくる (給排水・防水・電気・内装工事含む) | 30万〜55万円 |
| 洗面所を別につくる (給排水・電気工事含む) | ・既製品の洗面化粧台(間口60〜75cm):25万〜35万円 ・鏡とコンパクトな洗面ボウルの簡易造作:15万〜25万円 |
| 合計 | 93万〜175万円 |
トイレを独立させる場合のスペースは、最低でも「幅80cm×奥行120cm」が必要です。
トイレを独立させるスペースを確保するのが難しい場合には、トイレや洗面所とシャワーブースを一体の空間にする方法もあり、リフォーム費用総額を100万円以内に抑えられる可能性があります。
【例】


工期は、3室を分離する場合には2〜3週間、分離しない場合には1〜2週間が目安です。
東京・千葉・神奈川で浴室をシャワールームにするリフォームをご検討の方は、オカムラホームへお問い合わせください。
ご自宅の浴室はもちろん、賃貸・民泊物件の「空室期間に合わせた工期の調整」や「複数戸まとめてのリフォーム」など、お気軽にご相談いただけます。
〈※施工エリア:東京・千葉・神奈川の一部地域となります〉
シャワールームの後付け費用

次に、浴室以外の場所にシャワールームを新設(後付け)する費用もご紹介します。
| 設置場所 | 費用相場 (工期) | 本体価格や設置費用以外の主な工事 |
|---|---|---|
| 【1階】 キッチン・洗面所などの水回りに隣接 | 40万〜70万円 (3〜5日) | ・既存の給排水管からの分岐 ・換気扇・電気の新設 |
| 【1階】 水回りから離れた場所 | 60万〜90万円 (5〜7日) | ・配管の延長 ・床下での排水勾配の確保と床・壁の一部解体・復旧 ・換気扇・電気の新設 |
| 【2階】 水回りがまったくない場所 | 80万〜130万円 (1〜2週間) | ・1階から2階への配管延長 ・水と人の荷重に耐える床の補強・防水、階下への排水音対策 ・換気扇・電気の新設 |
シャワールームを後付けする場合には、近くに水道配管・電気配線があるかどうかが工事費用に影響します。
また、以下の点に配慮しないと実際の使い勝手に影響するため、、設計プランに含めるようリフォーム会社へご依頼ください。
- 脱衣スペースの確保
- タオル、掃除用具などの収納スペース確保
- 湿気を屋外に逃がす換気ルートの確保
「簡易シャワールーム」という選択はアリ・ナシどちら?

ここまで、「シャワーユニット使用」を前提として浴室をシャワールームにリフォームする費用をご紹介してきましたが、通販で見かける3〜15万円程度の「簡易シャワールーム」が気になっている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
次に、簡易シャワールームの「設置費用」と「使い勝手」をご紹介したうえで、簡易シャワールームが住宅で使用する選択肢として現実的かどうかもお伝えします。
簡易シャワールームの設置費用|配管工事・防水工事は必要か
簡易シャワールームは主に2種類です。
- テント型:3,000円〜1万6,000円
- ブース型:3万〜15万円
【テント型の簡易シャワールーム】
ポップアップ式・組み立て式のテント型簡易シャワールームがあり、「電動ポータブルシャワー」「排水皿」を組み合わせて、室内で使用できる商品も販売されています。
- 電気ケトルなどでお湯を沸かしてバケツに入れ、そのお湯を吸い上げる電動ポータブルシャワーを使用
- 排水は受け皿に溜めてバケツで捨てるか、ホースを既存の排水口まで這わせる
- 湿気を屋外に逃がす換気設備は無く、湿気は室内に放湿される
排水経路さえ確保すれば室内で問題なく使用できるように感じますが、実際には以下のような問題があり、浴室内など、排水や湿気の問題が起きない場所でのみ使用することをおすすめします。
- 換気設備がないため、使用初日から湿気の処理に悩まされる→短期間で衣服や家具にカビが生えて使えない状態になる
- 水が室内に流れ出す可能性もある→片付けが大変。漏水する場合、集合住宅では下階への水漏れ、一戸建てでは床下部材の腐食やシロアリ被害などが発生する可能性がある など
【ブース型の簡易シャワールーム】
ブース型の簡易シャワールーム(樹脂パネル囲い・受け皿・水栓がセットで販売されている)は、本体購入後、ご自身で設置する必要があります。
ブース型の簡易シャワールームは以下の場所への設置を前提としていて、一般的には「ご自身で設置可能」とされていますが、不安な場合にはリフォーム会社への設置依頼をおすすめします。
- 給排水管がある場所
- 換気できる場所
- 「本体+出入りのスペース」を確保できる場所
リフォーム会社へ設置依頼をする場合の費用相場は、以下のとおりです。
| 項目 | 費用相場 |
|---|---|
| ブース本体価格 | 3万〜12万円 |
| 本体の組立、水平調整、転倒防止の固定 | 2万〜4万円 |
| 給水・給湯管の接続(既存の水栓・配管へのホース接続) | 1万〜3万円 |
| 排水ホースの既存排水口への接続と排水トラップの処理 | 1万〜3万円 |
| 継ぎ目と床との取り合いのシーリング | 1万〜2万円 |
| 合計 | 8万〜25万円 |
※既存の水栓にホースでつなぐだけなら資格は不要ですが、配管から新たに分岐する場合は、専門資格を持つ技術者に工事を依頼する必要があります。
費用相場は3万〜5万円で、給湯配管がない場所は小型電気温水器の追加(7万〜12万円)が必要です。
ブース型の簡易シャワールームを実際に室内で使用しているケースはありますが、以下のような問題があるため、長期・頻繁に使用することはおすすめできません。
- 通常のシャワーユニットと比較して、給排水ホースの耐久性が低い
- パネルのつなぎ目から水漏れするという口コミ多数
- 地震で破損する可能性がある(住宅にしっかり固定する対策が必要)
- 狭い
- 保証がない商品もある
浴室をシャワールームにリフォームして後悔しないか

浴室をシャワールームにリフォームする費用をご紹介してきましたが、リフォーム会社へ依頼する前に「本当に浴槽なしの浴室に後悔しないか」と不安を感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ライフスタイルや用途によって判断が分かれるため、次に浴室をシャワールームにリフォームするメリット・デメリットもご紹介します。
自宅の場合
ご自宅の浴室をシャワールームにリフォームする主なメリット・デメリットは、以下のとおりです。
【メリット】
- 浴槽の掃除がなくなり、追い焚き配管の洗浄やエプロン内のカビ取りからも解放される
- 浴槽スペースを独立洗面台・室内洗濯機置き場・収納などに使える
- 将来の交換費用を抑えられる
- 本体価格がユニットバスより低く、追い焚き機能や浴槽まわりの部品がない分、故障箇所も少ないためメンテナンス費用も抑えられる
- 空間が狭いため、冬でもシャワーを出せば短時間で暖まる
【デメリット】
- 毛布や靴のつけ置き洗い、ペットの洗浄、災害時の水の備蓄など、浴槽で行っていた作業ができなくなる
- 浴室乾燥機を付けられない機種が多く、浴室干しができなくなる
- 体調を崩したときや年に数回の「湯船に浸かりたい日」に、家の中に選択肢がない
- 浴槽を再設置する場合には高額なリフォームが必要で、ご家族構成の変化、売却・賃貸時に困るケースがある
浴室をシャワールームにリフォームする選択は、浴槽を使用する機会がほとんどなく、この先もご家族構成が変化しない方に向いています。
浴槽が完全に無い生活に不安を感じる場合には、「布製・着脱式浴槽のユニットバス」という選択肢もあります。
不動産投資物件の場合
不動産投資物件の3点ユニットバス・劣化したユニットバスなどに管理面や費用面で不便を感じている場合、「シャワールーム化」は長期的な視点で有効な選択肢です。
賃貸物件だけではなく、民泊・事務所など、さまざまな用途で「むしろ浴槽が無いほうが使い勝手が良い」と感じるケースもあります。
- 面積が小さい物件の場合、狭い空間に無理やり3つの用途を持つ3点ユニットバスを入れるよりも、シャワールームとトイレを別にするほうがゆったり使えるうえに、デザイン性の高い空間になる
- 複数人で利用する場合に、「シャワー中にトイレを使えない」という不便がない
- 掃除の手間を省ける
ただし、シャワールームの使用頻度が低い場合は排水トラップの封水(下水管から臭いや害虫が室内へ侵入するのを防ぐための水)が乾くため、週1回程度は通水する必要があります。
ユニットバスではなくシャワールームを選択することで抑えられた費用を、「目地の少ない壁パネル」「乾きやすい樹脂床」「外して洗える排水口」などの管理の手間を省くためのグレードアップにまわすことも可能です。
不動産投資物件が空き家になっている場合には、こちらの記事で空き家対策・賃料アップに役立つリフォーム内容をご確認いただけます。
〈関連ページ〉賃貸マンションをリフォームして空室対策・賃料アップ|費用相場や注意点までビフォーアフター画像付きで解説
浴室をシャワールームにリフォームQ&A

最後に、浴室をシャワールームにリフォームすることをご検討中の方から、オカムラホームがよく頂く質問・回答をご紹介します。
Q. ユニットバスの浴槽を撤去してシャワーだけ残すことはできる?
A. ユニットバスの浴槽を撤去してシャワーだけ残すことは、基本的にできません。
理由は、浴槽の下には床がなく、撤去すると床下がむき出しになって以下のようなリスクがあるためです。
- 防水床を新設することは可能だが、既存の壁パネルとの継ぎ目を確実に防水できず、水漏れの原因になる
- メーカーが想定しない改造のため保証がない
- 防水床を新設する費用もシャワーユニット交換と大差ない
Q.ユニットバス交換とシャワールームに交換、どちらが安い?
A.本体価格については、ユニットバス本体よりもシャワールーム本体の方が価格を抑えられます。
工事費用については、「ユニットバス→ユニットバス」「ユニットバス→シャワールーム」どちらを選択しても大差ないのが一般的です。
こちらの記事で、ユニットバス交換の費用相場をご確認いただけます。
〈関連ページ〉在来浴室のタイル風呂からユニットバスにする費用|補助金などリフォーム費用を抑えるコツも紹介
Q. 浴室をシャワールームにリフォームする工事に補助金を使える?
A. 浴槽をなくす工事そのものに使える補助金はありません。
ただし、以下のようなリフォームプランは国の補助金を活用できるため、リフォーム総額の費用負担を軽減できる可能性があります。
- 窓の断熱改修などとセットで行う節湯水栓・浴室乾燥機・手すりの設置:みらいエコ住宅2026事業
- 要介護認定を受けた方の手すり・段差解消:介護保険の住宅改修
補助金は国・自治体がそれぞれ実施しています。
例として、こちらの記事で横浜市・神奈川県のリフォーム補助金をご紹介しています。
〈関連ページ〉横浜市・神奈川県・国の浴室リフォーム補助金【2026年】対象工事や世帯などの申請条件・方法を簡単解説
まとめ
浴室をシャワールームにリフォームする費用をご紹介してきました。
- 既存の浴室を撤去して、同じ場所にシャワールームを設置:50万〜130万円
- 3点ユニットバスを3室に分ける:100万〜180万円
- 水回りのない場所にシャワールームを後付け:40万〜130万円
本体3万円程度の「簡易シャワールーム」という選択肢もありますが、住宅の浴室として長期的に使うことを想定する場合には、水漏れ・湿気などの問題があり、現実的な選択肢ではありません。
後から「やはり浴槽が必要」と感じた場合には、上記同様に高額なリフォーム費用が発生しますので、長期的な視点で後悔のないよう、十分な検討をおすすめします。
東京・千葉・神奈川で「浴槽を使わないのに掃除の手間だけかかるのが面倒」「不動産投資物件の設備をシンプルにしたい」などのご要望をお持ちの方は、オカムラホームへお問い合わせください。
ご予算・用途に応じて、後悔しないプランを提案いたします。
〈※施工エリア:東京・千葉・神奈川の一部地域となります〉
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