水道管の水漏れ箇所が地中なら費用相場は10万円〜|コンクリートの有無、深さなど状況別に解説

地中にある水道管が水漏れしている場合、部分修理で問題が解決する場合には、10万円前後〜の費用でプロに修理依頼が可能です。
ただし、「水道管がコンクリート下の深い位置にある」「水漏れ箇所が2箇所以上」など、状況によって費用は変動します。
また「水道管自体が古い・細い」などの問題もある場合には、部分修理が可能でも「水道管を引き直す」という判断がベストなケースもあります。
水道管の水漏れには長期的な視点で「再発しない対応」が必要ですので、必ずリフォーム会社などのプロにご相談ください。
今回は小工事からフルリフォームまで豊富な実績を持つ東京・千葉・神奈川のリフォーム会社『オカムラホーム』が、ご自宅の水道管の状況に応じた水漏れの修理費用をご紹介します。
無断な費用を支払わずに水道管の水漏れを止め、将来同じ問題に悩まされない対処法がわかるので、ぜひ最後までご覧ください。
※当記事でご紹介する費用は相場で、業者・現状・修理内容によって変動します。
東京・千葉・神奈川で地中にある水道管の水漏れを知り、相談先をお探しの方は、オカムラホームへお問い合わせください。
〈※施工エリア:東京・千葉・神奈川の一部地域となります〉
Contents
【部分修理】水道管の水漏れ箇所が地中なら費用相場は10万円前後〜

地中にある水道管の水漏れが以下のような状況の場合、一般的に部分修理で水漏れを解消できます。
- 水漏れ箇所が1箇所のみ
- 水道管が樹脂管(塩化ビニル管やポリエチレン管)で使用開始から30年以内で良好な状態
部分修理の内容・費用は、以下のとおりです。
【基本的な修理内容・費用相場(地面が土・砂利の場合)】
| 項目 | 費用相場 |
|---|---|
| 漏水調査(一般的な「音を聴く」調査) | 8,000円〜20,000円 |
| 掘削工事(土・砂利) | 10,000円〜30,000円 |
| 水道管の部分修理(樹脂管) | 15,000円〜30,000円 |
| 水道管の埋め戻し・整地費用 | 5,000円〜15,000円 |
| 諸費用(出張費・車両費など) | 8,000円〜15,000円 |
| 合計 | 46,000円〜110,000円 |
【部分修理の追加費用(高度な漏水調査、地面が土・砂利以外、水道管の位置が深い)】
| 項目 | 費用相場 |
|---|---|
| 漏水調査(相関式漏水探知機を使用、トレーサーガス法) | +30,000円〜80,000円 |
| 地面がコンクリート・アスファルトの場合 | ・ハツリ費用:+20,000円〜50,000円 ・復旧費用:+15,000円〜40,000円 ・廃材処分費用:+5,000円〜20,000円 |
| 地面がタイル・インターロッキングの場合 | はがして復旧する費用:+40,000円〜80,000円 |
| 水道管が深い位置にある場合 | ・60〜80cm:+5,000円〜15,000円 ・1m以上:+30,000円〜50,000円 |
追加費用が発生する場合、部分修理でも15万円前後〜の費用となるケースがあります。
【水道管の引き直し】水道管の水漏れ箇所が地中なら費用相場は20万円前後〜

地中にある水道管が以下のような状況の場合、修理内容は一般的に「水道管の引き直し※」が最有力候補となります。
※「水道管の引き直し」とは既存の水道管とは別の新しい水道管を設置する工事です。
「水道管の交換」は非常に高額ですので、既存の水道管は水を止めて地中に残し、引き直しによって水が通る新しいルートをつくる工事が一般的です。
- 水漏れ箇所が2箇所以上(部分修理費用が水道管の引き直し費用と同等の額になる可能性がある)
- 水道管が鉄管(鋼管)や鉛管(既に寿命を迎えていて、内部のサビ・腐食も進んでいるケースが一般的)
- 水道管が樹脂管で使用開始から30年超(数年後には寿命を迎える)
- 水道管が樹脂管で使用開始から30年以内だが地盤沈下などの外部要因で問題が発生している
水道管の引き直しをする内容・費用は、以下のとおりです。
「水道管の引き直し」は大掛かりなイメージがありますが、既存の水道管を地中に残すため、「工期:1〜2日程度」「断水:数時間程度」で工事が完了します。
【基本的な修理内容・費用相場(地面が土・砂利、屋外露出配管がメイン※)】
※「屋外露出配管メイン」とは、壁沿いに水道管を設置して化粧カバーで保護する工法で、引き直す水道管をすべて地中に埋める工法は費用が高額ですので、選択しやすい工事内容です。
| 項目 | 費用相場 |
|---|---|
| 漏水調査(一般的な「音を聴く」調査) | 8,000円〜20,000円 |
| 水道管の引き直し | 100,000円〜250,000円 |
| 水道管を宅内の水回りへつなぐ工事 | 40,000円〜80,000円 |
| 既存の水道管への給排水を遮断する処置 | 10,000円〜20,000円 |
| 一部掘削・埋め戻し | 20,000円〜50,000円 |
| 諸費用(出張費・車両費・養生・仮設費など) | 20,000円〜40,000円 |
| 合計 | 198,000円〜460,000円 |
【水道管引き直しの追加費用(高度な漏水調査、地面が土・砂利以外、水道管の位置が深い)】
| 項目 | 費用相場 |
|---|---|
| 漏水調査(相関式漏水探知機を使用、トレーサーガス法) | +30,000円〜80,000円 |
| 地面がコンクリート・アスファルトの場合※ | ・ハツリ費用:+10,000円〜60,000円 ・復旧費用:+10,000円〜50,000円 ・廃材処分費用:+5,000円〜30,000円 |
| 地面がタイル・インターロッキングの場合※ | はがして復旧する費用:+30,000円〜90,000円 |
| 水道管が深い位置にある場合 | ・60〜80cm:+5,000円〜15,000円 ・1m以上:+30,000円〜50,000円 |
| 水道管を屋外に露出させない場合 | ・地中に埋める:+100,000円〜300,000円 ・宅内の壁裏・床下に隠す:+100,000円〜200,000円 |
| 水回り箇所が5箇所以上 | +15,000円〜30,000円/箇所 |
| 水道管を2階・3階につなぐ場合 | +20,000円〜50,000円/ルート |
※地面がコンクリートなどの場合、施工面積によって費用が大きく変動します。
水道管の水漏れ修理費用に関する基礎知識

ここまで水漏れ修理の費用相場をお伝えしてきましたが、地中の水道管が水漏れしている場合には以下の基礎知識を持っておくと無駄な費用を発生させることなく、丁寧に対応してくれる業者選びもしやすくなります。
- 水漏れによる高額な水道料金や修理費用を抑えられるケースがある
- 漏水調査3種類の特徴
- 水道管の深さで修理費用が変動する
- 水道管の水漏れをすぐに修理しないケースもあるが「リスク」の把握も重要
- 水道管の水漏れ修理を依頼する業者の選び方
水漏れによる高額な水道料金や修理費用を抑えられるケースがある
各市町村が、漏水による水道料金の減免制度を実施しています。
ただし減免申請には条件があるため、お住まいの市町村のホームページで詳細な条件をご確認ください。
【例:千葉市の「漏水減免」の条件】
- 千葉市営水道給水区域内での漏水
- 給水管の地下漏水
- 「指定給水装置工事事業者」へ修理を依頼
- 修理日から2ヶ月以内に減免申請書を提出
〈参考〉千葉市ホームページ トップページの検索窓に「水道料金の減免制度」と入力して検索
また、偶発的な事故や自然災害によって水道管が破損した場合には、「火災保険や個人賠償責任保険の補償」で修理費用の負担を軽減できるケースもあるため、火災保険の契約内容もご確認ください。
水漏れ修理以外のリフォームもあわせて実施する場合には、「水漏れの修理のためだけに指定給水装置工事事業者を探すのが面倒」と感じている方もいらっしゃると思います。
リフォーム会社は指定給水装置工事事業者とつながりを持っていますので、「指定給水装置工事事業者に修理を担当してもらい、修繕証明書を発行してもらえるか」をリフォーム会社に確認しましょう。
東京・千葉・神奈川で地中水道管の水漏れを含むリフォームをご希望の方は、オカムラホームへお気軽にお問い合わせください。
〈※施工エリア:東京・千葉・神奈川の一部地域となります〉
こちらの記事で、水回り設備をまとめてリフォームする場合の費用相場をご確認いただけます。
〈関連ページ〉水回りリフォーム4点セットの費用はいくら?一軒家・マンションの相場や安く抑えるコツまで解説
漏水調査3種類の特徴
地中の水道管は目視で水漏れ箇所を確認できませんが、無駄な掘削・復旧費用の発生を防ぐために、高い精度で水漏れ箇所を特定する必要があります。
漏水調査は以下の3種類で、一般的には「音聴式」で水漏れ箇所を特定します。
| 漏水調査 | 特徴 |
| 音聴式 | ・電子集音マイクで水道管から水が噴き出す音を増幅させて水漏れ箇所を特定 ・熟練の技術者であれば30cm〜50cm四方の範囲まで水漏れ箇所を特定できる ・大半の水道業者が実施できる |
| トレーサーガス法 | ・水道管に不燃性ガスを注入し、地表に上昇してくるガスを高感度センサーで検知 ・微小な漏水・コンクリート下の漏水をほぼピンポイントで特定できる ・一部の水道業者のみ実施できる |
| 相関式漏水探知器を使用 | ・水道メーターやバルブにセンサーを設置して漏水音をもとにした計算で水漏れ箇所を特定 ・配管の長さ・材質を特定できる場合は誤差数十センチ以内で水漏れ箇所を特定できる ・大規模な水道管工事に使用するため、一般家庭で使用されることは稀 |
以下のような状況での漏水調査にはトレーサーガス法が向いているため、水漏れ修理を依頼する業者へ漏水調査の方法をご確認ください。
- 幹線道路沿いなど、騒音がある場所での漏水調査
- 水漏れが非常に軽微な場合
- 樹脂管が「架橋ポリエチレン管」など音が響きにくい素材の場合
水道管の深さで修理費用が変動する
水道管の深さは自治体の「給水条例」「施工基準」で定められていて、水道管を埋める場所・地域の気候などによって深さが異なります。
水道管が深い位置にあるほど掘削・復旧の作業量が増えるため、地中にある水道管の水漏れを修理する際に、追加費用を避けられないケースがあることを念頭に置いておきましょう。
【例:地域の気候】
- 千葉市:宅地内は深さ30cm以上
- 山形市(寒冷地):宅地内は深さ45cm以上(寒冷地で地中の凍結を想定できるため)
〈参考〉
・千葉市ホームページ トップページの検索窓に「給水装置工事施行基準」と入力して検索>2-7
・山形市上下水道部公式ホームページ トップページの検索窓に「給水装置工事設計施行指針」と入力して検索>234ページ
水道管の深さによって追加費用が発生する場合の費用相場は、以下でご確認いただけます。
水道管の水漏れをすぐに修理しないケースもあるが「リスク」の把握も重要
「水漏れが微量で、水道料金の追加請求が数千円程度」「1〜2年以内に家を建て替える、またはフルリフォームの予定がある」といった場合、「今わざわざ高額な修理をする必要がない」と判断するケースが、実際にあります。
ただし、水漏れの放置には以下のリスクがあるため、長期間の放置はおすすめしません。
- 地盤沈下・土砂流出:水漏れ箇所の周囲の土が徐々に流出して空洞が生まれることが原因
- シロアリ・カビ:床下の湿度が上昇し、木部が腐食することが原因
シロアリは5年ごとの防除が必要です。正しいシロアリ対策を、こちらの記事でご確認いただけます。
〈関連ページ〉シロアリ予防は5年ごと必要か|無駄になるケースや正しい対策方法までわかりやすく解説
実害が発生した後は、地盤改良やリフォーム費用が通常よりも高額になるケースがあることを念頭に置いたうえで、修理を実施するかどうかを判断しましょう。
水漏れの量が急増した場合に水をすぐに止められるよう、以下の対策をしておくこともおすすめします。
- 止水栓の場所を把握しておく
- 水道メーターの数値をこまめに記録しておく
水道管の水漏れ修理を依頼する業者の選び方
「悪徳業者がいるかもしれない」という不信感から、「地中水道管の水漏れ修理を依頼する業者を決めきれない」とお悩みの方がいらっしゃると思います。
以下のような項目を確認のうえで、信頼できる業者を選んでください。
- リフォーム会社にほかの工事とあわせて水漏れ修理を依頼する場合に、「指定給水装置工事事業者」への発注も柔軟に対応してくれる
- 見積もり書に「漏水調査費」「掘削費」「復旧費用」など、項目別の費用が明確に記載されている
- 見積もり書の各項目の額が当記事でご紹介した費用相場とかけ離れている場合に、理由を明確に説明できる
- 見積もり書に「深堀りの調査費や工事費」が含まれている場合に、理由を明確に説明できる(一般的には寒冷地・駐車場のような過度に荷重がかかる場所以外で深堀りの調査費や工事は発生しない)
地中水道管の水漏れQ&A

最後に、地中水道管の水漏れにお悩みの方から、オカムラホームがよくいただく質問・回答をご紹介します。
Q.水道管の水漏れに気づいたら自分でできる応急処置はある?
A.水道管の水漏れに気づいた場合の応急処置は、水道代の増加を止めるために止水栓を止めることです。
ただし、止水栓を閉めると住宅全体の水が止まり、生活が不便になります。
なるべく早く修理を依頼する業者を決めて相談することをおすすめします。
修理に関しては、ご自身でできることはないと考えておきましょう。
指定給水装置工事事業者以外の個人が水道管を修理した場合、水道事業者は水道供給の契約を拒めることが法律に定められています。
Q.水道管の水漏れを修理したら水道代はどの程度変動する?
A.水漏れ修理後の水道代の変動額は、水漏れの規模によって異なります。
変動額の目安は以下のとおりで、水漏れ修理後は本来の水道料金に戻ります。
- 軽微な水漏れ(ピンホール程度の穴が開いていた、微量のにじみ程度の水漏れだった):1,500円〜5,000円程度/月
- 中〜大規模の水漏れ(複数箇所に穴が開いていた、水道管に亀裂が入っていた):10,000円〜20,000円以上/月
Q.水漏れの原因が水道管の劣化の場合、他にも不具合が発生している可能性はある?
A.水道管が劣化している場合、以下のような不具合が発生している可能性があります。
- 宅内の給排水管にも水漏れが発生している
- 給湯器と水道管の接続部に水アカがたまっている、腐食が発生している
こちらの記事で、トイレの排水管に問題が発生した場合の修理費用をご確認いただけます。
〈関連ページ〉トイレの臭いが急に排水管から上がってきた、封水はあるのに臭い|原因・対処法・費用、予防法も解説
まとめ
地中にある水道管が水漏れしている場合、修理の費用相場は「部分修理:10万円前後〜」「水道管の引き直し:20万円前後〜」です。
修理費用は地面の状況、施工面積などによって大きく変動するため、まずは業者に現地調査・見積もりを依頼しましょう。
また、地中にある水道管の修理は水道管を管轄する自治体が指定する「指定給水装置工事事業者」に依頼する必要がありますが、ほかのリフォームもあわせて実施する場合には、リフォーム会社へ業者の手配を依頼することも可能です。
リフォーム会社へ業者の手配を依頼する際には、水道料金の減免申請を見据えて「修繕証明書を発行してもらえるか」まで確認のうえで手配をご依頼ください。
東京・千葉・神奈川で「リフォーム工事とあわせて地中水道管の水漏れ修理を依頼したい方」「リフォームを前提として地中水道管が水漏れしている中古住宅を購入する方」などは、オカムラホームへお問い合わせください。
ご自宅の現状に応じて適切な漏水調査・修理をしたうえで修繕証明書を発行する指定給水装置工事事業者を手配し、ご予算・ご希望に応じたリフォームまで、ワンストップで対応いたします。
〈※施工エリア:東京・千葉・神奈川の一部地域となります〉
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