リフォームで「壁撤去+引き戸設置」をする費用|メリット・デメリット、撤去できない壁などの注意点も解説

「壁撤去+引き戸設置」のリフォームはさまざまな方法があり、ご予算・現在のお住まいの状況に応じてプランを組み立てる必要があります。
今回は多くのご家族のリフォームをサポートしてきた東京・千葉・神奈川のリフォーム会社『オカムラホーム』が、「壁撤去+引き戸」のリフォームで使い勝手の良い広々とした空間をつくる方法を、わかりやすく解説します。
のびのびと暮らせるイメージどおりの住空間を完成させるために、ぜひ最後までご覧ください。
〈※施工エリア:東京・千葉・神奈川の一部地域となります〉
Contents
リフォームで「壁撤去+引き戸設置」をする費用相場|費用・工期を抑える方法も紹介

はじめに、「壁撤去+引き戸」リフォームの具体的ない工事内容を想定して、費用相場・工期の目安をご紹介します。
「壁撤去+引き戸設置」の費用相場
「壁撤去+引き戸設置」リフォームの費用相場は、以下のとおりです。
| 工事方法 | 費用相場 |
|---|---|
| 壁撤去+引き戸設置 | 15万円~40万円 |
| 壁撤去+引き戸設置+内装改修 (2部屋分のクロス貼り替え) | 25万円〜55万円 |
| 壁撤去のみ | 5万円~15万円 |
| 垂れ壁撤去 | 3〜10万円 |
| 開き戸を引き戸に変更 | 10万円~30万円 |
| 引き戸を壁にする | 10万円~20万円 |
| 和室からフローリングにする(6畳) | 15万円~25万円 |
| 押入れなどの収納撤去 | 3万円〜8万円 |
| 照明増設 | 1万円~4万円 |
| 照明の位置変更 | 2万円~5万円 |
| コンセント増設 | 1万円~3万円 |
※上記は一般的な費用相場で、費用は住宅の状況・工事内容によって変動します。
こちらの記事で、「壁撤去+引き戸設置」に伴って間取り変更をする場合の費用相場もご確認いただけます。
〈関連ページ〉間取り変更リフォームの費用相場や注意点|戸建て・マンションのビフォーアフター画像付きで解説
工期の目安
「壁撤去+引き戸設置」リフォームの工期の目安は、以下のとおりです。
- 壁撤去+引き戸設置のみ:1~3日前後
- 上記に電気工事・内装改修などを含む場合:3日〜1週間前後
工事内容によっては、住みながらのリフォームが可能な場合もありますので、工事中の過ごし方もリフォーム会社へご相談ください。
「壁撤去+引き戸設置」リフォームの費用・工期を抑える方法
リフォーム費用に大きく影響するのは「建材の種類と数」「工期」です。
まずはご希望をリフォーム会社に伝えて見積もり作成を依頼し、予算オーバーの場合には以下のような調整をご検討ください。
- 「アウトセット方式」の引き戸を採用:既存の壁を壊さず、外側にレールを付けるため大幅な工期短縮が可能
- 撤去する壁を「非耐力壁(間仕切り壁)」のみにする:耐震補強工事が不要
- スイッチ・コンセントのない壁を撤去する:電気工事・配線移設の手間と費用を削減できる
- 壁撤去・既存の引き戸撤去によって露出した壁・床の下地を、内装改修ではなく「見切り材(木製・樹脂製のカバー材)」で隠す:建材削減・工期短縮が可能
また、リフォーム会社によって見積もり額が大きく違う場合もあるため、2〜3社に見積もり作成を依頼することも大切です。
東京・千葉・神奈川でリフォーム会社をお探しの方は、オカムラホームへお問い合わせください。
ご希望・ご予算を伺い、理想の空間を実現するリフォームプランを提案いたします。
〈※施工エリア:東京・千葉・神奈川の一部地域となります〉
リフォームで壁撤去をするメリット・デメリット

次に、「壁撤去+引き戸設置」リフォームのメリット・デメリットもご紹介します。
壁の撤去によって大空間をつくることが可能ですが、空間面積が変わると快適性なども変化するため、リフォーム後にデメリットを感じて後悔しないために、ぜひご確認ください。
メリット
「壁撤去+引き戸設置」リフォームの主なメリットは、以下のとおりです。
- 可動式間仕切りを設置する場合、生活シーンに合わせた可変性のある空間づくりが可能
- ドアを開閉せずに空間を移動できるため、生活動線・家事動線の効率がよくなる
- これまで使用できなかったドア周辺も生活空間として活用でき
- 2部屋の窓を1部屋で使用することになるため、換気性が向上する(十字通風が可能になる)
- 2部屋のうち1部屋に窓がなかった場合、換気が難しかった空間も湿気の滞留を防ぎやすくなる
- 空間が広くなることで、バリアフリーの生活がしやすくなる
デメリット
「壁撤去+引き戸設置」リフォームの主なデメリットは、以下のとおりです。
- 引き戸のグレードによっては、隣室へ音や光が漏れやすい
- 壁に付随していた機能(スイッチ・コンセント・インターホンなど)がある場合は、生活利便性が低下する
- 壁撤去によって段差が生じる場合には転倒の危険性がある
- 壁・既存のドア撤去によってエアコン容量が不足する可能性がある
- 壁撤去によって暗く感じる空間が生まれる可能性がある
「壁撤去+引き戸設置」リフォームに意外と多くのデメリットがあることで、不安を感じた方もいらっしゃると思います。
次に、上記のような住環境の変化に関するデメリットを解消する方法もご紹介するので、ご確認いただけると幸いです。
「壁撤去+引き戸設置」リフォーム6つの注意点|撤去できない壁があるなど

「壁撤去+引き戸設置」リフォームのデメリット解消方法は、以下のとおりです。
「壁を撤去した後の生活に不便が生じないか」を具体的にイメージして、リフォームプランを組み立てましょう。
- 撤去できる壁・撤去できない壁がある
- 引き戸には複数の種類がある
- 生活動線・家事動線の変化に配慮が必要
- 室内環境の変化に配慮が必要
- 「壁撤去+引き戸設置」リフォームには補助金を活用できる可能性がある
- 集合住宅は自己所有・賃貸どちらも自由にリフォームできない
撤去できる壁・撤去できない壁がある
撤去できる壁とは、主な役割が「間仕切り」「配管・配線の目隠し」の、耐震性に影響のない壁のことです。
- 建物を支える柱が入っていない壁
- 耐力壁ではない壁(筋交いが入っていない壁)
- 垂れ壁
- 腰壁 など
一方で、以下のような壁は撤去できない可能性が高いため、希望の「壁撤去+引き戸設置」リフォームが難しい場合には、理想の生活スタイルを実現できるリフォームプランを、リフォーム会社に提案してもらいましょう。
| 住宅種別・構造 | 撤去できない壁 |
|---|---|
| 木造一戸建て(在来工法) | ・建物を支える「柱」「筋交い」が入っている壁 ・耐力壁 ・特に建物の四隅・1階と2階の柱が重なる部分の壁 |
| 木造一戸建て(2×4工法、2×6工法) | 壁そのもので建物を支える構造のため、多くの壁を撤去できない |
| 軽量鉄骨一戸建て | 金属製の筋交いが入っている壁 |
| 重量鉄骨一戸建て | 部屋の中心付近に太い通し柱が入っている壁 |
| ラーメン構造のマンション | 間仕切り壁の多くが構造に関係ないため、隣戸との境目の壁いがいに撤去できない壁はほとんどない |
| 壁式構造のマンション | 住戸内のコンクリート壁 |
引き戸には複数の種類がある
引き戸には複数の種類があり、グレードによって防音性・気密性も違います。
【引き戸の種類】
- 片引き戸:1枚の扉を左右のいずれかにスライドさせて開閉。省スペースで設置できて、楽に開閉できる
- 引違い戸:2枚or3枚の扉を左右にスライドさせて開閉。左右どちらにも開閉できる
- 引き分け戸:2枚以上の扉を中心から左右にスライドさせて開閉。開口部が広い
- 引き込み戸:扉を戸袋や壁内に収納できる。開放時に開口部が広く、見た目がスッキリとしている
なお、防音性・気密性が高い引き戸は隣室へ音・光がもれることを防げるため、空間の使い方に応じてグレードを調整することが大切です。
生活動線・家事動線の変化に配慮が必要

「壁撤去+引き戸設置」によって、行動パターンを変える必要がある場合に生活利便性が低下するケースがあります。
- リビングから寝室までが遠くなる
- 寝室からトイレまでが遠くなる
- キッチンからダイニングまでの動線が悪くなる
- 別室で過ごすご家族の様子を把握しづらくなる、ご家族がコミュニケーションを取りづらくなる など
そのため、「壁撤去+引き戸設置」リフォームの際には、「間取り変更」「キッチンの位置変更」「収納の位置変更や増設」なども含めて、生活動線全体が整うプランを検討することをおすすめします。
室内環境の変化に配慮が必要
壁撤去によって空間が広くなると、室内環境も変化します。
- エアコンの稼働効率が落ちて、部屋の隅々まで暖かさ・涼しさが届きにくくなる
- 部屋の奥まで自然光が届かなくなる
- 照明を不足を感じる
- コンセントが少ない・コンセントまで遠すぎると感じる など
「壁撤去+引き戸設置」の後に、空間をどのように使用するかを具体的にイメージして、リフォームプランを組み立てる必要があります。
「壁撤去+引き戸設置」リフォームには補助金を活用できる可能性がある
「壁撤去+引き戸設置」リフォームのプランに以下の工事内容が含まれる場合には補助金を活用できる可能性があるため、工事請負契約前に補助金の申請条件を確認しましょう。
- バリアフリー化
- 子育て対応
- 断熱性向上
- 省エネ性向上 など
国・自治体がそれぞれ補助金事業を実施していて、各補助金には詳細な申請条件があります。
補助金の申請条件にはリフォーム会社に関する条件が含まれているケースが多いため、初めてリフォーム会社へ問い合わせをする段階で、「補助金の申請や申請サポートを依頼できるか」をご確認ください。
東京・千葉・神奈川で補助金を活用したお得なリフォームをご希望の方は、オカムラホームへお問い合わせください。
オカムラホームは、各種補助金の申請が可能なリフォーム会社です。
〈※施工エリア:東京・千葉・神奈川の一部地域となります〉
集合住宅は自己所有・賃貸どちらも自由にリフォームできない
集合住宅で「壁撤去+引き戸設置」を自由に実施できない理由は、以下のとおりです。
- 自己所有の集合住宅:リフォーム可能な範囲が管理規約で定められているため
- 賃貸の集合住宅:基本的には契約時の状態を維持する必要がある契約で賃借しているため
分譲マンションなど自己所有の集合住宅にお住まいの場合は、管理規約に従ってリフォームプランを組み立てたうえで、管理組合に届け出が必要です。
こちらの記事で、マンションの間取り変更リフォームでできること・できないことをご確認いただけます。
〈関連ページ〉マンションの間取り変更リフォームでできること・できないこと|注意点や費用相場まで施工事例付きで解説
賃貸の集合住宅にお住まいの場合は、「基本的にはリフォーム不可能」と考えておきましょう。
自己判断で契約時の状態を改変すると、「原状回復や退去を求められる」といったトラブルが発生します。
「壁撤去+引き戸設置」リフォームQ&A

最後に、「壁撤去+引き戸設置」リフォームをご希望の方から、オカムラホームがよくいただく質問・回答をご紹介します。
Q.「壁撤去+引き戸設置」リフォームはDIYでできる?
A.「壁撤去+引き戸設置」リフォームはDIYできるケースもありますが、基本的にはおすすめしません。
理由は以下のとおりです。
- 撤去できない壁の見極めが難しい
- 電気工事を伴うのが一般的で、電気工事を実施できるのは専門資格を持つ技術者のみ
- リフォームプランに適した建材選び・建材購入・建材保管、撤去した壁などの廃棄が必要で、手間・時間がかかる
- リフォームに失敗しても、保証がない
壁にクロスを貼る・塗装材を塗るといった工事内容は比較的DIYをしやすいため、「リフォームの一部をDIYしたい」とリフォーム会社へ相談して、アドバイスを受けることをおすすめします。
Q.住みながらリフォームできる?
A.施工範囲が限られている場合には、住みながらのリフォームが可能です。
ただし住みながらのリフォームは以下のようなストレスもあるため、リフォーム会社に工事中の過ごし方をご相談ください。
- ホコリが出る
- 音がうるさい
- 複数人の職人が出入りする
- 玄関ドア・窓を開けて作業する時間が多く、外からの視線が気になる
- キッチン・トイレ・浴室などの水回り設備の使用が制限される時間がある
こちらの記事で、住みながらのリフォームで困ること、リフォーム中のストレスを軽減する対策などをご確認いただけます。
〈関連ページ〉住みながらのリフォーム「ここが困った」6選|後悔しないための対策とは
まとめ
「壁撤去+引き戸設置」リフォームの工事内容・費用相場、リフォーム後に後悔しないためのデメリット解消方法などをご紹介してきました。
空間面積の変化によって空間の使い方も変わるため、今回ご紹介した情報を参考に、より快適な生活を送るためのリフォームプランを組み立てていただけると幸いです。
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