外より家の中が寒い!5つの原因とおすすめの対策までわかりやすく解説

「なぜか外より家の中が寒い」とお悩みではありませんか。
暖房をつけても家がなかなか暖まらない場合、体調不良にもつながりかねません。
そこで今回は、多くのリフォーム・リノベーションを手がけている千葉の工務店「オカムラホーム」が、外より家の中が寒い理由や、おすすめの対策までわかりやすく解説します。
外より家の中が寒い5つの原因

「外より家の中が寒い」とお悩みの場合、主な原因として考えられるのが次の5つです。
- 壁・床・天井の断熱材が入っていない/劣化している
- 建物の気密性が低くすきま風が入る
- 断熱性能の低い窓・ドアから冷気が伝わっている
- 暖房器具の能力が不足している
- 上下の温度差が大きく足元が冷えて寒く感じる
とくに築年数の古い住宅では、さまざまな要因が重なり合って家の中が冷えてしまいます。
たとえば、断熱材不足や経年劣化に加え、建物の歪みやひび割れが進むことにより、気密性も低下するなど、複数の問題が同時に発生しがちです。
さらに、窓で冷やされた空気が足元にたまる「コールドドラフト現象」が起こると、暖房を使っていても足元がなかなか暖まりません。
足元が冷えてしまうと、体感温度もぐっと下がってしまいます。
オカムラホームでは、寒い冬も快適に過ごすための断熱リフォームを得意としています。
夏の暑さも軽減できるので、気になる方はお気軽にご相談ください。
外より家の中が寒いのを解消する方法10選

家の中が寒いのを解消したい場合、次にあげる方法であれば気軽に対処できます。
厚手で丈の長い断熱カーテンを窓に取り付ける
厚手で丈の長い断熱カーテンを採用することで、窓際から冷気が入るのを防ぎましょう。
床に軽く触れる程度の長さのカーテンであれば、冷気が吹き出しにくくなります。
より断熱効果を高めたい場合、裏地付きカーテン、二重カーテンをおすすめします。
窓のサッシに隙間テープを貼る
窓のサッシを埋める隙間テープを貼れば、すきま風によって部屋が冷えるのを防止できます。
ホームセンターなどで気軽に購入できるので、レール部分や戸当たり部分などのすきまをテープで塞ぎましょう。
床にカーペットやラグ、ホットカーペットを敷く
床には冷たい空気が溜まりやすいので、カーペットやラグ、ホットカーペットを敷いて足元の冷えを軽減しましょう。
何も敷いていないフローリングと、カーペットやラグを敷いたフローリングでは、体感温度が大きく変わると考えられます。
ホットカーペットであれば、冷えやすい足元を効率的に暖められるのがメリットです。
床にアルミシートを敷く
アルミシートを床に敷けば、床下からの冷気を遮断できます。
ラグやカーペットの下に重ねて敷くことで、底冷え防止により効果的です。
ホットカーペットの場合、アルミシートを重ねられない製品もあるため注意しましょう。
床にコルクマットやジョイントマットを敷く
冬場のフローリングの冷やっと感を軽減するには、コルクマットやジョイントマットも便利なアイテムです。
ジョイントマットであればサイズの調整も柔軟で、取り外しもしやすいのが助かります。
窓に断熱シートを貼る
断熱シートは、窓に貼るだけで冷気の侵入を防ぎます。
ホームセンターなどで数千円で購入でき、DIYの経験がなくても簡単に貼ることができるので、窓の断熱性が低いとお悩みの際にはおすすめです。
しかし、半年から1年ほどで効果は薄れてしまうので、定期的な貼り替えが欠かせません。
暖房器具を窓際に配置する
窓際ができるだけ冷えないように、エアコンやヒーターなどを窓際に設置しましょう。
窓際に暖房器具を設置しておくと、窓から入った冷気をすぐに温めることができ、室温が下がるのを防止できます。
輻射熱が出る暖房器具を使用する
床暖房やオイルヒーター、パネルヒーター、こたつなど、輻射熱を発する暖房器具であれば、遠赤外線の作用によって体感温度が高まります。
温度のムラなく暖まり、エアコンとは異なって稼働音も気にならないのが大きなメリットです。
サーキュレーターで暖かい空気を循環させる
暖かい空気は上に溜まり、冷たい空気は下に溜まる性質があるため、サーキュレーターで空気を循環させると効果的です。
サーキュレーターを天井に向けておけば、上昇した暖気が部屋全体に行き渡ります。
エアコンやヒーターなどの暖房器具とサーキュレーターを併用し、より効率的に室温を向上しましょう。
部屋の広さに適したエアコンを導入する
エアコンの能力が部屋の広さに対して不足していると、十分に暖まらず電気代も余計にかかってしまいます。
エアコンを購入する際には、部屋の畳数に見合った冷暖房能力があるか必ず確認しましょう。
より暖房効率を高められるように、エアコンの位置もこだわることをおすすめします。
外より家の中が寒いのを解消するリフォーム方法

外より家の中が寒い場合、原因を根本的に解消するためには、断熱リフォームが欠かせません。
ここからは、おすすめの断熱リフォームを紹介します。
内窓(二重窓)を設置する
窓は住宅の中でも熱の出入りが大きい箇所のため、「外より家の中が寒い」とお悩みの際には、窓の断熱対策が欠かせません。
効果的なのは、内窓(二重窓)の設置です。
既存の窓の室内側に新たな内窓(二重窓)を取り付けることで、外窓と内窓の間に空気層が形成され、高い断熱効果を得られます。
工期が比較的短く、家全体の窓を施工する場合でも1日で完了するため、取り入れやすいのもメリットです。
断熱性の高い窓ガラス・サッシに交換する
現在の窓が単板ガラスの場合、複層ガラス(ペアガラス)やトリプルガラスへ交換して、断熱性能を上げましょう。
複層ガラスであれば、ガラスの間に空気層ができ、外気の影響を軽減できます。
また、アルミサッシの場合は樹脂サッシや木製サッシなどの高断熱サッシに交換して、サッシからの熱損失も抑えましょう。
詳しくはこちらの記事をごらんください。
〈関連ページ〉断熱窓の効果とDIY・リフォーム方法を解説|断熱効果を高めるポイントも
壁・床・天井に断熱材を追加する
窓の断熱性を向上しても、壁や床、天井の断熱材が不足・劣化しており、家全体の断熱性能が低いと、室温はなかなか上がりません。
断熱材を追加することで、家全体の断熱性能を根本から改善しましょう。
基本的には、次のような工事を行います。
| 施工箇所 | 主な工事内容 |
| 壁 | 壁を解体して断熱材を充填後、下地を補修して壁材とクロスを施工する
壁の内側から断熱ボードを貼る |
| 天井 | 天井裏(小屋裏)からホースを搬入し、断熱材を吹き込む
屋根裏に断熱材を敷く |
| 床 | 床下から床裏に断熱材を施工する 床材を剥がして断熱パネルを敷き込む |
壁や床の解体工事を行う場合、工事規模が大きくなるため、仮住まいが必要になります。
リフォーム中の仮住まいはどこに住むのか気になる方は、こちらの記事もごらんください。
〈関連ページ〉リフォーム中の仮住まいはどこに住む?選び方や費用相場までわかりやすく解説
また、以下の記事もおすすめです。
〈関連ページ〉屋根断熱と天井断熱どちらが効果的?違いやメリット・デメリット、費用相場まで比較
〈関連ページ〉床断熱リフォームはいる?いらない?施工方法や費用相場を解説
断熱性の高い玄関ドアに交換する
玄関ドアは窓と同様に外気が入りやすい場所のため、断熱性能が高いドアに交換し、外気の侵入を防ぎましょう。
とくに築年数の古い住宅では、ドアの断熱性が低いケースが多く、枠やパッキンの気密性も不足しています。
一方、玄関ドアを断熱化し、外気の影響を受けにくくなれば、玄関内の結露が減ってカビや建材の腐食も防止可能です。
断熱リフォームにかかる費用

断熱リフォームを行う費用の目安は、次の通りです。
| 断熱リフォームの種類 | 費用相場 |
| 窓の断熱リフォーム | 内窓:5〜20万円/箇所
サッシ交換:5〜60万円/箇所 窓ごと交換:10〜50万円/箇所 |
| 壁の断熱リフォーム | 4,000〜15,000円/㎡ |
| 床下の断熱リフォーム | 断熱材の設置:20〜30万円
断熱材の吹き付け:30〜50万円 床を剥がして断熱材を敷く:70〜120万円 |
| 天井の断熱リフォーム | 3,000〜20,000円/㎡ |
| 玄関ドアの断熱リフォーム | カバー工法:30〜80万円
はつり工法(フルリフォーム):50〜100万円 ドア本体のみ交換:20〜40万円 |
施工箇所が複数に及ぶと、数百万円ほどかかる場合もあるので、国や自治体のリフォーム関連の補助金も活用することをおすすめします。
2025年11月現在、「子育てグリーン住宅支援事業」のリフォーム分野はまだ募集中なので、断熱リフォームを検討されている方はあわせてチェックしてみてください。
まとめ
家の中にいるのになぜか外より寒い場合、住宅の断熱性に問題があるケースが少なくありません。
断熱カーテンや断熱シート、隙間テープなどを活用することで、一時的に改善することもできますが、根本的な解決には断熱リフォームがおすすめです。
寒い冬も快適に過ごすためにも、開口部や壁、床下、天井などの断熱リフォームを行いましょう。
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