お風呂と洗面所リフォームはセットがお得|費用相場や工事期間、注意点を解説

お風呂と洗面所リフォームはセットがお得|費用相場や工事期間、注意点を解説

お風呂と洗面所は日常生活において重要な場所であり、快適な環境を保つためには定期的なリフォームが必要です。

この記事では、お風呂と洗面所のリフォームについて、費用相場や工事期間、注意すべきポイントなどを詳しく解説します。

お風呂や洗面所など、水回りのリフォームをお考えの方は、ぜひ参考にしてみてください。

お風呂と洗面所のリフォームはセットがおすすめな理由

お風呂と洗面所のリフォーム施工事例

家を新築したときから使用しているお風呂や洗面所のリフォーム検討する際は、セットで行うことがおすすめです。

なぜならお風呂と洗面所は密接に関連しており、戸建ての場合でもマンションの場合でも、同時にリフォームすることで多くのメリットを得られるためです。

以下に、お風呂と洗面所を同時にリフォームすることがおすすめな理由を解説していきます。

理由① 同じタイミングで交換時期が来る

お風呂や洗面所などの水回り設備は、一般的に20年前後で交換時期となります。

この交換時期を過ぎると、汚れや故障が増え、漏水のリスクも高まります。

また、お風呂と洗面所は隣接しているため、どちらか片方だけを新しくすると、もう一方が古く見えてしまうことがあるため、「見た目が気になる」という方も少なくありません。

理由② セットだとお得になる

お風呂と洗面所をセットでリフォームすると、費用面でお得になる可能性があります。

たとえば、お風呂だけを交換する場合、洗面所の壁や床の内装の一部を補修する必要があります。しかし、洗面所とセットでリフォームすると、余計な補修費用がかかりません。

また、お風呂と洗面所のリフォームに必要な職人も重なるため、作業効率が良くなり、費用を抑えることにつながります。

理由③工事期間が短くなる

お風呂と洗面所を同時にリフォームすると、工事期間が短縮されます。

お風呂と洗面所の両方を同時に解体できることや、それぞれの部屋で別々の作業を進められることにより、効率的にリフォームを進められるためです。

お風呂と洗面所リフォームの流れと工事期間

お風呂と洗面所のリフォーム施工事例

ここでは一般的なリフォームの流れを解説します。

※建物の状況や施工会社によっては異なる場合があります。

1日目:浴室解体~洗面台撤去~土間打設

初めに行うのは主に解体です。

古い浴室のタイルやユニットバスを解体して運び出し、同時に洗面台も撤去します。

また、新しいユニットバスの床を置くための土間を打設する作業も行います。

2日目:事前配管/配線

2日目は事前配管や配線作業を行います。

新しいユニットバスや洗面台に合わせて、給排水管やガス管、電気配線などを設置していきます。

3日目:ユニットバス組み立て

3日目には、分割した状態でユニットバスを搬入し、お風呂の中で組み立て作業を行います。

ただし、この日はまだ入浴はできません。

4日目:配管接続~入り口枠取り付け

4日目はユニットバスに各種配管や電気配線をつなぎ、給湯器のリモコンなども設置して使用できる状態にします。

また、洗面所との入り口枠を取り付けます。

そして、この日の夜から入浴が可能です。

5日目:洗面所内装仕上げ

5日目には洗面所の内装仕上げを行います。

壁のクロスや床のクッションフロアなどを張り、仕上げます。

6日目:洗面化粧台設置

最終日となる6日目には、洗面化粧台の設置作業を行います。

洗面所の広さや工事のスケジュールに応じて、5日目に設置が完了するケースもあります。

お風呂と洗面所リフォームの費用相場

お風呂と洗面所の同時リフォーム事例

水回りのリフォーム費用は様々な要因によって変動しますが、国土交通省の調査を参考にすると、相場は以下のようになっています。

  • 洗面所の改装:20万円から100万円
  • システムバスの交換(マンション):50万円から100万円
  • システムバスの交換(戸建て):60万円から150万円

参照:国土交通省「リフォームの内容と価格について」

マンションの場合は70〜200万円、戸建ての場合は80〜250万円程度となっています。価格帯が広い理由は、製品のグレードやオプション、工事内容によって費用が大きく変動するためです。

例えば、窓の有無や浴室暖房乾燥機、ジェットバスなどのオプションを選ぶと、製品代や工事費用が変動します。

前述したように、お風呂と洗面所をセットでリフォームする場合は、費用面でお得になる可能性がありますので、ぜひ検討してみてください。

お風呂と洗面所リフォームの際の注意点

洗面所のリフォーム施工事例

ここでは、お風呂と洗面所をリフォームする際の注意点を解説します。

タイルの在来浴室は工期が長くなることも

タイルが張られている在来浴室は、床のすき間から少しずつ漏水して土台が腐食しているケースがあります。したがって、補修を行うための予備日を設けることが一般的です。

解体した後に土台が腐食していたことが判明した場合、予備日を設けていないと、スケジュールが組み直しとなり、余計な工期が発生する可能性があります。

また、洗面所の床がフワフワとしている場合も同様に、土台の腐食が考えられるため、工事実績が豊富な施工会社に相談することが望ましいです。

ユニットバス・洗面化粧台の使い勝手を確認

ユニットバスや洗面化粧台は毎日使用するものなので、使い勝手を実際に確認して選ぶことが大切です。

グレードが豊富で価格帯も幅広いので、予算と使い勝手のバランスを考えて選びましょう。

現在と同じような使い勝手のものにしたいのか、現在抱えている不満を解消できるようなものにしたいのか、ご自身の希望を明確にしてからショールームで実物を確認することがおすすめです。

お風呂・洗面台を使えない期間を確認

リフォーム工事によって、お風呂や洗面台が使用できなくなる期間はどれくらいかを事前に確認しておきましょう。

使用できない期間は工事内容や施工会社によって異なるため、具体的な期間や延長の可能性を把握しておくことが重要です。

使用できない間のお風呂や身だしなみなどについても、事前に検討しておきましょう。

トイレ・キッチンのリフォームも検討しよう

お風呂や洗面所がリフォーム時期ということは、同時にトイレやキッチンも交換時期に来ているということです。

場所が離れているためタイミングも別でも問題ありませんが、一度にまとめてリフォームすることで、費用や手間を節約できる可能性があります。

また、多くのリフォーム会社では、お風呂・洗面所・トイレ・キッチンなど水回り3〜4点セットでお得なプランを提供しています。

したがって、お風呂や洗面所のリフォームを検討する際には、同時にトイレとキッチンも含めて検討することがおすすめです。

その際には、まず大まかな金額だけをリフォーム会社に問い合わせて、それから検討してみることが良いでしょう。

お風呂・洗面所リフォームに使える補助金

洗面所のリフォーム施工事例

お風呂や洗面所のリフォームには、以下の3種類の補助金を活用できる可能性があります。

  • 子育てエコホーム支援事業
  • 自治体独自の補助金
  • 介護保険

まず、子育てエコホーム支援事業は、窓の断熱とセットで、高断熱浴槽や手すりを設置をする場合などに対象となります。

また、自治体によっては独自の補助金制度を用意していることもあります。お風呂や洗面所のリフォームを対象にした補助金を提供している場合がありますので、自治体のホームページや窓口で詳細を確認しましょう。

さらに、要介護認定を受けているご家族がいらっしゃる場合、ユニットバスによる段差解消や手すりの設置などが、介護保険の対象となることがあります。

上記の補助金を活用することで、お風呂や洗面所のリフォーム費用を抑えられる可能性があるため、検討しておきましょう。

まとめ

お風呂のリフォーム施工事例

お風呂と洗面所のリフォームをセットで行うと、費用面においてお得になることや、期間の短縮につながるなどのメリットがあります。

リフォームを検討している方は、専門家に相談することで最適なプランを見つけることが可能です。

オカムラホームは、千葉・東京・神奈川で30年以上の実績を誇り、アパートから戸建てまで幅広く対応しています。お風呂と洗面所など水回りはもちろん、リフォームのことならどのようなことでもご相談を承ります。

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